「お屠蘇飲んだ?」と質問すると、
「うちのお屠蘇はワインだった」とか「ビールだけ・・・」とかかえってくることが多い。
お酒がお寺や神社では「般若湯」や「お神酒」になるように、正月に飲む酒のことをお屠蘇だと思っている向きがある。
天真庵の近くに、千葉大学ができた。そこの二階に「漢方医学」という看板がある。
そこの看板娘?みたいなふたりの美人が、ときどき蕎麦を手繰りにこられる。
最終日にも、「おコン蕎麦」を手繰りにこられ、北里柴三郎さんの新札で、支払いをして
「これ、お正月に能登で楽しんでください」といって、昨年と同様「屠蘇散」をくれた。
奇しくも、こちらも「北里大学」でつくっている「北里屠蘇散」だ。
原材料に「チンピ キキョウ ケイヒ サンザシ タイソウ チョウジ サンショウ」などが入っている。
お屠蘇は中国伝来の薬酒で、「蘇」は鬼のこと、「鬼を屠(はふ)る」という縁起だ。
また「屠られたものも蘇る」ともいわれてきた。年のはじめに延命長寿を祝うしきたりになって、
日本には平安時代の宮中に伝わり、江戸時代に庶民にも広がった。
それを、錫(すず)のチロリに入れ、能登の地酒「宗玄」をなみなみ注ぎ、囲炉裏の五徳の上の鉄瓶にいれる。
漢方と酒が混浴しているがごとしの「薬膳燗」ができる。我が家の「お屠蘇」だ。
天真庵のHPに、「TQ元気シールの謎とき」がマンガで紹介されている。おかげで、お屠蘇と同様、一般庶民にも
優美に広がってきた。その部屋の末尾に、山田学さんの「TQ最近のレポート」」を添付している。
その中で、お屠蘇の波動を転写できるような記述があると思う。興味がある人は、時間がある時に読んでみて。
このTQ技術を発見した山田俊郎さんは、名古屋出身で、そのころ話題になっていた名古屋出身の「金さん銀さん」
にあやかりたいと、金と銀のマドラーをつくった。金には「お屠蘇」の波動を転写し、銀には「片仔廣(へんしくゎう)=肝臓の漢方薬」
の波動を転写した。
そして元気シールは、「ラブレ=ラブレ菌の健康食品」の波動が転写されている。
余談だけど、「元気シール」ができる前、山田さんに「ボールペン」のキャップにTQ処理してもらい、
それを「元気ペン」と命名し、サンフランシスコでIT企業を経営していた友人といっしょに、アメリカで売ろうとしたことがある。
けっこう売れたけど、「事業化」するほどにはいかなかった。一昨年、その友達が来日した時、「これ」
といって、「元気ペン」をだして笑った。「紆余曲折はあったけど、この『元気ペン』が、折々でお守りになってくれた気がする」
とのこと。今は大富豪になった彼の人生お守りになっていたか・・・」と感動した。
まるで、仙人の技みたいな不思議な話ではあるが、お屠蘇も、唐の時代の「孫思邈(そんしばく)」という道術家で仙人みたいな
人が「屠蘇庵」という草庵に住んでいたとこから生まれたお話だ。寒山拾得(かんざんじゅっとく)が生まれた夢の時代でもある。
健康で長寿・・・・令和も7年の今でも、人類永劫の願いである。 感謝。