「能登」が、すごい!

昨日、地産地消文化情報誌「能登」が届いた。
能登の歴史とか、食べ物、文化を発信する季刊誌。
正月に地震で、この雑誌の主幹であり編集長であり、お寺の住職である
経塚(つねづか)さんから翌日、「志賀町の寒山拾得美術館の被害は?」とメールがきた。
ご自分の家であり、事務所でもあるお寺は、甚大な被害にあい、金沢に避難している最中に
「お見舞いメール」・・・・この人は、なんという懐の大きな人だと痛感。

能登は季刊誌で、新年号を準備していたのにかかわらず、「春号55号」を「世界一美しい半島へ」
という「令和6年能登半島地震」の特集にされた。
それが、「日本地域コンテンツ大賞2024」の大賞を受賞された。ほんまに、おめでとうございます!
次の「56号」が、「ゆっくりじっくり能登流で」という復興なかばの能登を「その目で見にきてください」という特集。
でもこれも印刷が終わった翌日に豪雨。能登人にとっては、泣きっ面に蜂のダブルパンチになった。
でも、ボランティアなどで、能登にいった人たちは、口々に「能登の人たちに、反対に勇気をもらった」という。
そして、縁あってはじめて「能登」を手にした人たちは、定期購読をしたり、バックナンバーを買ったり
しているようだ。

そして今回の57号は「仮設食堂で元気に営業中」
という特集。ぼくも能登にいくと、志賀町の「仮設食堂」にいって、タコ焼きや、弁当を買うのがならわしになった。
能登空港、すずなり(珠洲の道の駅)、輪島にも、仮設食堂ができて、お店が被災して営業ができなくなったお店
の人たちが、元気に腕をふるっておられる。そして、みんなの笑顔がいい!

「地産地消文化情報誌 能登」で検索してポチすると、能登の雑誌がどこにでも届く。
できたら、55、56、57号を読んでみてください。46号には「寒山拾得美術館が4p紹介されています(笑)
ひとごとじゃなく、「自分のこと」として、拝読よろしくお願いいたしまし候。感謝。