令和版の「元気シール」に励まされ・・・

天真庵が押上に結ばれて17年。そのころチワワの元気が副店長だった。
池袋時代に、寒山拾得(かんざんじゅっとく)のギャラリーを始めたころ、
大塚のペットショップの前を通ったら、「ぼくを家族にして」と言った気がしたので、
少し「ひんがらめ」(ロンパリ)で、耳も立っていないチワワを家族にした。
ギャラリーのお客さんが、お年寄りが多かったので、名前を呼ぶだけで、元気になるように、
まんま「元気」と名付けた。

押上にきて2年くらい元気だったけど、寄る年波に勝てず、地元の秋の祭りの最中、
帰らぬ犬になった。12歳だった。すぐに、足跡をデジカメにとって、書家でゲームメーカーの
社長をやっている友達に頼んで、トレースしてもらい、兵庫の暖簾やさんに、藍染のろれんを
つくってもらった。TQ「花が咲くエネルギー」を、父親の山田敏郎さんから引き継いだ、山田学さんに
「この足跡に、TQエネルギーを波動転写して『元気シール』をつくってください」と頼んで、
できたのが「元気シール」だ。
いろいろ進化して、令和版ができ、今月、それを真ん中に貼るとおもしろい「UFOコースター」ができた。
興味がある方は、天真庵のHPに「元気のアルバム」「元気シール」など、不思議な部屋があるので、こっそり
と覗いてみてください。

縁ある人たちに、新しいコースターに元気シールを貼って「TQ技術の実験」をする今日このごろ。
HPの「元気シール」の中に、2012年に大人気だったフリーペーパー「メトロミニ」に紹介された記事と
写真がのってある。山田学先生(普段はやまだくん、と呼び捨ていています。(笑))
を囲んで、実験している写真と、元気シールの取り扱い店がのっている。12年たったけど、お店がぜんぶ
のこっているのは、やはり「元気シール」のおかげかもなんばん。

先日、その中のひとつ、錦糸町にある「すみだ珈琲」に新しい「UFOコースター」をもっていった。
カウンターの上に「2010年開店しまして・・・」と印刷された挨拶文があった。
「もう14年になるんだ」と感慨深く、江戸切子のカップに供されたブレンドを飲み干した。
開店してからずっと、トイレと厨房の中には、元気シールが貼ってあり、BGMも、ぼくが紹介したウォンさんの
「ムーントーク」。店主の粘り強い性格を彷彿させる。今では、墨田区を代表する「珈琲屋」になった。

うちの常連さんたちも、17年歳を重ね、子育て世代で、孫みたいな子供を連れてそばを食べにきたり、
味噌つくりや梅仕事なんかにこられる。小さな子供たちはみな「宇宙人」みたいだ。彼らに共通するのは、スマホを
説明書なしにあやつったり、天真庵の玄関にある「昔の真鍮のかぎ」を、勝手にしめたり、あけたりできる能力が
あること。「そんなことしたら、お客さんが入ってこれないでしょ」と、あわてる母親が「これ、どうやって開けるの?」
と質問したり(笑)。親がなくとも、教えなくても、勝手に子供が育っている。
そんな宇宙人みたいな子らは、説明なしに、「元気シール」をにぎった瞬間に「あったかい」とか「気持ちいい」
とか言うので、親やぼくらはびっくりすることしきり。

この「不思議なTQ技術」を、沖縄で水耕栽培に挑戦していた山田敏郎さんが発見した。計測器が「フーチ」しかなく、
デジタルでこのエネルギーを測れない時代に、「ある」という疑いを持たない科学者の意志で開発を続けた。
受け継いだ山田くんも東大にいくほど頭が明晰だったにかかわらず、このスピリチュアルというか、あるやなしかのエネルギーが「ある」
と確信して、人生を賭して研鑽しておられる。
ぼくは、「あるかもなんばん」くらいの意識で、ずっと彼らや元気シールと接してきた。でも最近、
「ある」という確信がでてきた。そんな宇宙人世代の後押しも大きな理由であるけれども、年を
重ねるほど、酒がますます美味くなるように、わからないことがもっともっと多くなるような気がする。
世のなか、わからないことだらけ・・・だからおもしろい。

「やさしい元気を広げていける人が活躍する時代」がきたようにも思う。
山田敏郎さんは「21世紀に花開く」といって、昇華された。
不思議なエネルギーのついで話だが、山田くんは、名古屋大付属の高校から東大にいった。
その高校の同級生だった女子が、陶芸家の久保さんの奥様。
ある時、久保さんが作った備前のチンコ徳利と猪口にTQエネルギーを転写してもらった。
同窓会の時、山田くんが彼女に「あなたの御主人はひょっとしてチンコ徳利の人?」と聞いて、判明したらしい。
縁とは、まことに奇妙なものだ。天恩感謝。

明日から「能登休み」 21日(土曜日)から通常営業。