昨日は、「UFO焙煎塾」だった。
「もうこなくていいよ」と4年以上も通っている宇宙人みたいな女子がやってくる。
くわえて、昨日は関西(今年から大阪に転勤になった梅林ガールズ)から「とつって?」参加した。
朝から30度超え。ふたりに、ウェルカムドリンクを「アイスとホットどちら?」と質問したら
、大きな声でハモルように「アイス」と返ってきた。が、無視してホット珈琲を淹れた(笑)
しかも、砂糖とフレッシュをこちらでいれて・・・
「え・・・?」という顔をするので、「昭和のころ 京都の喫茶店はイノダもからふねやも、みんなこんな感じで
珈琲を供しとったんばい」というと、「へ~」と興味津々になってくれて、3倍づつ飲んだ。
そのころは、アイスコーヒーは、9割以上がシロップ入りで飲んでいた。今は逆に9割以上がノーシュガーだ。
「健康志向」といえば、かっこいいけど、まことに不思議な現象ではある。
暑いので、焙煎はやめて(焙煎塾なのに、焙煎しない時が、ままある)、水だし珈琲の淹れ方、
などをレクチャーした。大阪の子が、美味そうな日本酒を土産にもってきて、講義の途中に
陶芸家の久保さんから「うなぎの山椒煮」が届いたので、「飲むか・・・」になって、昼酒をみんなで飲んだ。
講義一時間、飲み会2時間・・・4年通っても誰も「珈琲人」には、なれないかもなんばん。
〆の「くるみ蕎麦」を手繰り、解散。
その後、界隈を徘徊散歩。錦糸町や亀戸まで歩くには暑いので、曳舟のブックオフにいった。
黄色い表装の不思議な本と、川瀬さんのお弟子さんの「花」の本を買って、近くのカフェで、ビールを
飲みながら読む。先日読んだ「校長先生が生徒に贈った言葉」みたいな本もよかったけど、黄色本もなかなか
おもしろかった。いろいろな「こだわりごと・しばりごと」から、ほどかれるような内容。「ほどく」から、仏がうまれた!
「花」の本は、「花は野にあるように」という利休さんの声が聞こえるくらいよかった。掛け花の使い方がうまい!
来週は能登だけど、また里山の徘徊が楽しみになってきた。
東京もおもしろいし、能登はもっとおもしろい。貧乏していても、花を愛で、自然を愛する気持ちを大事にしたい。感謝。