朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや。

論語にそげな言葉がある。今日からゴールデンウイーク。でも昨日から始まった?
そんな感じの金曜日だった。

昨日のお昼すぎ、「わかりますか?」と女性がカウンターに座った。
悪いけど、昨日の夕ご飯なんだっか?と聞かれても、曖昧模糊なお年ごろ・・「わかりません」
と答えた。
2月の味噌休みの時、山梨の温泉に湯治にいった。その時に出会ったひとで長野から車を運転してきたという。
「ああ・・」と筆子さんが思い出して、能登の話などで盛り上がった。
滑川で出会った男子3人といい、みな行動力がすごい。

そんなゴールデンな気分が盛り上がったころ、オールドフレンドで、昔いっしょに仕事を
した、今は熊本で会社を経営しているK社長がきた。還暦を迎え、貫禄がでてきたぶん白髪も増えた。
「ブンゼンください!」と注文。「そげなお大分(昔、豊前『ブゼン』といった)みたいなメニューは
なかと。フミゼンやねん」といって、昼酒セット『文膳』になった。

能登の地酒「遊穂」(UFO)を飲みながら、談論風発。
「大好きな能登を応援したい」というので、「能登の地酒をいっぱい飲みんしゃい。鶴屋百貨店でも売っとろうが」
というと、「ぼくは家では、五橋の燗しか飲みません」と返事が返ってきた。こやつ、せっしゃのブログを読んだな・・・
と思いながら、二杯目は五橋を燗にして、久保さんの新作の黄瀬戸(能登の珪藻土でつくった)にいれ、おそろいのぐい呑みをだした。
「え・・・・燗あがりしますね・・」というので、「べっぴんさんといっしょに温泉入っているような感じやろ?」
と答えると、カウンターにいる女性たちがクスクス笑っていた。
「この酒器を買ってかえると、能登の応援になりますね」というので、「そやな。売りたくないけど、OK牧場」
にして、包んだ。前回は「UFO」をお持ち帰り。今回が「能登の黄瀬戸の酒器」
今日日、お金しか興味がないような社長が多いなか、なかなか見込みがあるくまもん社長。将来が楽しみだ。

今はやってないけど、「英語でそば会」にきたフランス人がこの週間に家族で来日され、英語の先生や生徒
たちが、合計10名で集まり、そばを食べる会を5月始めにやることになった。
国境を超え、「朋有り遠方より来たる、またまた楽しからずや」だ。感謝。

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