突然、ゆみちゃんから電話。
「おふたりの顔見にいきたい・・何か手伝いをしたい・・」
で岐阜ナンバーのワンボックスカーが、やってきた。
茅葺庵(輪島)に泊まって、ボランティア活動をしている、という。
「もうひとり、頼りになるスケットがきます」
「え?タトゥーくん、ウルトラマンくんの次はダーレ?」なんて思っていたら
さっそうと、若い好青年・ひろしくんがやってきた。ナイスガイ!
無事だった居間でウェルカム珈琲をしていたら、いきなり「国貞雅子、赤須翔、空五郎くん繋がりです」とのこと。
みな天真庵でライブをやってくれたアーティストだ。「昨年、小笠原から能登島に移住してきました」とのこと。
さっそく、二階の濡れた畳を、降ろしてくれた。濡れてない畳はぼくが運び、40kはありそうな濡れた畳を、
彼が一階まで運んでくれた。カビの生えた天井をゆみちゃんと筆子さんがきれいに拭き掃除。
若いスケットが加わると、片づけがめちゃくちゃ捗る。
たぶん、ふたりでやると一週間ぶんの仕事が、3時間で片付いた。
夕餉は鍋と熱燗飲みながら、「これからの能登の話」をする。19万が住んでいた半島から、
かなりの人たちがいなくなりそうだけど、「能登はやさしや土までも」は変わらない。
まだまだインフラももどっていないけど、ぜひ、生きている間に一度きてほしい。
お礼に「UFO」をあげた。もうすぐタトゥーくんが能登島を拠点に、UFO珈琲を
能登人にふるまう。小さなひょこりひょうたん島で、ふたりがひょっこり繋がっていく日も
近そうな気がする。
彼らみたいに、損得勘定を超えた熱い「思い」の若者たちが、無駄のない縁でつながっていく時、
きっと縄文時代からこの国をつくってきたDNAが、優美に広がっていくに違いない。
能登は新しい時代を迎えつつある。
「気がつけば、時代の最先端」・・・テーマソングは、「ひょこりひょうたん島」だ!
♪波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて(ちゃぷちゃぷちゃぷ) 雲をすいすいすいすい追い抜いて(すいすいすいすい) ひょうたん島はどこへ行く ボクらを乗せてどこへ行く (ううううーううううー) 丸い地球の水平線に 何かがきっと待っている 苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ だけどボクらはくじけない 泣くのはいやだ 笑っちゃお 進め〜!ひょこりひょうたん島 ひょこりひょうたん島 ひょこりひょうたんじ〜ま〜
今日は快晴なり。
青一髪・・・・♪丸い地球の水平線に 何かがきっと待っている!・・・天地いっぱいに広がる宇宙と一体になるような深い呼吸を
しながら、すがすがしい能登徘徊散歩。天恩感謝。