昨日は、押上天真庵17才の誕生日だった。
カウンターに、昨年暮れに天真庵デビューをしたふたりの「ヒロ」くんが偶然座った。
ひとりは、11月にニューヨークから帰ってきて、「近くでアトリエを探しています」というヒロくん。
不思議な偶然で、次の日に引っ越しをするマー君(宝石デザイナー)のアトリエがいたので、繋いだら
すいすい事がはこんで、いい具合に改装もすすみ、まるでブルックリンにあるアーティストの
アトリエみたいになった。♪すいすい(ひょっこりひょうたん島より)
もうひとりのくんは、ドイツで哲学を学び、台湾や香港、上海で広く事業をやってきた「ヒロ」くん。
コロナの前に、運よく?日本にもどってきて、「これから」を見据えながらいろいろ「哲」をする日々らしい。
ふたりの「ヒロ」くんが、「天真庵によく入れましたね。勇気ありますね」と笑う。
「お店の前を初めて通ったとき、素通りして、ちょっと考えてからもどってきて、入りました」・・
みたいな失礼なことを、大きな声だしてしゃべっている。
もっとも、自分なら絶対に入らないけど(笑)
そんな調子で夕暮れどきを迎えていたら、タトゥー青年が蕎麦を手繰りにやってきた。
先月天真庵デビューして、「今月の中ころ能登半島にボランティアでいって、避難所にいる人たちに珈琲をだしたい」
といった青年だ。
「拠点が能登島になりました」とのこと。
「軽トラの手配できた?」と聞くと、「よくよく考えたら、軽トラだとテンションがあがらないので、昔のマツダ?
のふたりのりの車を10万で買いました。バイオレットピンクです」とのこと。
「能登島は、ひょこりひょうたん島のモデルになったとこやで、しっとーや?」というと
「????」という顔をしているので、「歌聞いたことない?」といって、
♪なーみをチャプチャプチャプチャプかきわけて・・・
と歌うと
「聴いたことあります。スゲー元気になる曲ですね」といいながらタトゥー顔が笑った。
「この歌マスターして、歌いながら珈琲を淹れると、みんな元気になるよ」というと、
「かしこまりました。ユーチューブでマスターします」と真顔になった。
近々、「UFO焙煎器で焙煎の特訓」をして、送り出す約束をした。
能登で、バイオレットピンクの車にのったタトゥー青年が、UFO珈琲をふるまっていたら、
かけにくいけど、声をかけてあげてください!感謝!
100年後にも残る名曲だ!井上ひさし作詞!
♪波をちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて(ちゃぷちゃぷちゃぷ) 雲をすいすいすいすい追い抜いて(すいすいすいすい) ひょうたん島はどこへ行く ボクらを乗せてどこへ行く (ううううーううううー) 丸い地球の水平線に 何かがきっと待っている 苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ だけどボクらはくじけない 泣くのはいやだ 笑っちゃお 進め〜!ひょこりひょうたん島 ひょこりひょうたん島 ひょこりひょうたんじ〜ま〜