今年のはじめ、お客さんに「額縁」をもろうた。
木彫りのまあるい額だ。♪この~木 なんの木 木になる木
で「なんの木で彫ったんですか?」と尋ねたら「クスノキ」とのこと。
中国の古代文字で「川」と揮毫した額が、白井晟一さん愛用だった柱時計の横
に飾ってあり、その上に飾ってみた。
最近、銀座の「隕石直売所」で、勾玉(まがたま)がよく嫁ぐ。
店主の「王子」も、ぼくも、故郷が「宗像」(むなかた)。そんな縁もあって、
銀座の「隕石カフェ」の珈琲豆はぼくが焙煎し、カップ類は、久保さんが作陶している。
3年前くらいに、宗像大社の秘宝館(あやしいのじゃない。「海の正倉院」とよばれている。日本の神道のふるさと)で、
青みがかった勾玉を見た。さっそく久保さんに写真をおくって、「こんな色でできますか?」
といって、つくってもらった。色は「ムナカタ青」と、みんなで呼んでいる。なぜだか、この色の勾玉がよく売れる。
その「ムナカタ青の勾玉」を、額縁に入れて飾ってみた。神棚みたいに神聖な空間になった。
ある日、その額縁作家さんが、そばを手繰りにきて、「ぼくの作品に勾玉を飾ってもらってありがとうございます」
と恐縮されたと同時に「あの額は、ヤタノカガミを意識して作ったんです」とのこと。
偶然だけど、「三種の神器」のふたつが揃ったことにあいなった。
三種の神器はとは「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)、「草薙剣」(くさなぎのつるぎ)、「八咫鏡」(やたのかがみ)のこと。
木曜日の日、午前中に「UFO焙煎塾」をやった後、いつものように、「徘徊散歩」。
錦糸町のブックオフにいき、一冊の本を選ぶ。お医者さんが著したカタカムナの本が目について、
「読んでみて」という声が聞こえたので、それを買って錦糸公園で読む。
「カタカムナの活用術」(声に出して不調知らず 超古代の最先端医学 医学博士 丸山 修寛)
なんか本をもっているだけで、ワクワクしてきたので、「カタカムナ体操」をする。いつもは早朝に起き、
近くのコンビニに新聞を買いにいく時、コンビニの駐車場でする体操。たいそうな恰好ではないけど、
まわりの人たちは、「変人」をみるような目でぼくを見ている。そもそも界隈では、「かわったひと」
と思われているフシがある(笑)
その本を読んでまたビックリ。カタカムナには、「ウタヒ」という神道でいう「祝詞(のりと)」
みたいなものが80くらいある。その代表みたいな「ウタヒ」に、
ヤタノカカミ カタカムナ カミ
というのがある。意味はわからないけど、公園で声を出して読み上げた、ら、まわりから
人がいなくなった(笑)でも、空気も澄み切って清らかな気に満ち満ちた。
やたのかがみ は あの世とこの世をつなぐもの としてあつかわれてきた。
カタカムナ は 古代日本の叡智で 見える世界 と 見えない世界を結ぶ言霊のこと
カミ は それを「かみしめなさい」という言霊で 神に通じる。
カタカムナ・・・「力(ちから)」を置字にして、後ろから読むと、ムナカタ 力・・・不思議!
興味がある人は、ぜひ本を読んでみてください。
決して、近くの公園とか、人の多い場所でやらないようにお願いします。錦糸公園で
同じようなことしている人に「天真庵さんですか?」などと声をかけてはなりませぬ。感謝。