昨日、渋谷のユーロライブで「骨なし灯篭」の試写会を観た。
熊本の山鹿では、毎年お盆に「灯篭祭り」といって、女性が1000人で
頭に灯篭をのせて踊る幻想的なお祭りがある。
オーバーツーリズム現象みたいなもので、博多の山笠やどんたく、小倉祇園祭りは
「こげんこんでもよかとに・・」くらい人がくる。旅行も、博多より、山鹿とか、長崎なら五島列島のほうが10倍楽しいヨ!!
熊本も敬老の日にある「ぼした祭り」(藤崎宮秋の大祭)は、熊本市内の中心部で
やるし、牛も登場するにぎやかな祭りなので人が集まる。
ばってん、一回山鹿にいってみんしゃい。人生感がかわるばい。
移住を考えている人も、糸島とか阿蘇とか、「誰でも考えるとこ」は避けて、
自分らしいとこを見つけたほうがいい。「風の時代」ばい。「自分らしく」「なんかウキウキする」を中心にせなあかんばい。
この映画の脚本・監督は「木庭撫子(こばなでしこ)」、プロデューサーがたみちゃんこと「木庭民夫(こばたみお)」。
おふたりは、天真庵が押上にくる前からのつきあい。天真庵のそばもよく食べてくれた。
ぼくらは、20年くらい前「福島」に移住しようと、何度も現地に足を運んだ。
彼らも、一度同行したことがある。でも「風の時代」になって、
ぼくたちは、能登に移住をきめ、木庭さんたちは、2年前にたみちゃんの実家を
改装して、山鹿に移住した。
映画にも登場する「板家」という古色蒼然とした家が、彼らの実家。
移住前に、たみちゃんは「そこでそばやをやる」といって、ぼくの特訓を受けたけど、
約束不履行で、映画ができた(笑)。しかもそばよりも、うまい。
オランダとかロスの映画祭で、賞をもらったみたい。手弁当でやっているので、
「ジャニーズ系」や「有名どころ」の役者はおらんばってん、方言訓練の必要でない
「くまもん俳優」がいい味をだしている。これからの「映画の原点」がそこにある。
地元の小学生たちが、エキストラで「朝のあいさつ」をする場面が、感動的ちゃ。
そこの小学校の標語が「はや寝 あいさつ あさごはん」・・・すばらしかろ!
余談だけど、能登の珠洲にみさと小学校があり、そこの標語が「はやね はやおき 朝ごはん」
今の文科省や家庭がわすれている「躾の原点」もそこにある。「しつけ」、しつけはし続ける、ことによって、身が美しくなる。
くもんよりくまもん。そして「はやね はやおき あいさつ あさごはん」ばい。大人になったら「クリックよりスナック」バイ。
今日は大阪梅田の「ブリーゼプラザ」で18時開場 18時半上映で試写会がある。
26日にもう一度、東京渋谷の「ユーロライブ」で9時半開場 10時上映の試写会がある。
お問い合わせは、「熊本やまが映画プロジェクト 電話0968ー41-5566 tamiokoba0802@gmail.com