よかにせどんがやってきた!

昨日は、開店と同時に、アラカン?の素敵なご夫婦がそばを手繰りにこられた。
台風一過で少し蒸し暑い日だったけど、ふたりとも涼しい顔をされている。
「暑い中ありがとうございます」と挨拶したら、「タクシーできたので大丈夫です」とのこと。
「どちらから・・・?」と聞いてみたら「鹿児島から昨日きて、今朝タクシーできました」とのこと。
「え・・なんで鹿児島から?(出張?お孫さんでもできた?・・・などと詮索しながら)」と問うと、
「所さんのテレビを見て、『この店にいこう』とこの人がいったので」と、奥方が笑いながら答えた。
所さんもすごいけど、このふたりももっとすごい。鹿児島では、いい男を「よかにせどん」、いい女を「よかおごじょ」
という。

しばらくして電話がなった。コロナ前まで四半世紀も続いた「順受の会」(別名、論語の会)の先生。
やはり、「よかにせどんマフィア」の一員である。もともと鹿児島では郷中教育(ごちゅうきょういく)という
フィールド教育が盛んで、それを見ていた英国人が郷里に帰り、「ボーイスカウト」をつくったといわれている。
西郷どんの影響も加わり、論語や儒教などが生活に根付いているところ。
先週店にきた時は「大谷選手のおかげで、天風さん(中村天風)がまたブームになってきましたね。彼と安岡先生(安岡正篤)
の本を読むと、やっぱりこころが洗われますたい」といって、カカッと大笑いしながら、そば前を二三杯(にじゅうさんはいではない)
飲んでいかれた。
大谷選手のおかげで、確かに天風先生の本がブームらしい。天真庵にある何冊かの本が、教育熱心なヤンママ?たちに
「貸し出し中」になっている(笑)安岡先生の本は、あまたあるけど能登の家の家で「つんどく」状態だ。東京においてる一冊は
珈琲のお弟子さまに貸し出し中。

今日は日曜日なので、昨日と同様16時まで。
それから「そば打ち教室」「UFO焙煎塾」
明日から22日(金)まで「能登休み」 

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