昨日も3時前に、「ゆーだけ」の状態。
そこからは「ガレットカフェ」。
能登の家に、梅仕事や田んぼ仕事を手伝いにきてくれる人がいると、
特別に宿泊してもらう。
その時の朝ごはんは、朝飯前いっしょに釣りにいって
魚(主にタコ)を釣り、朝ごはんは、ガレット。自分で焼く、を基本にしている。
タコが釣れたら、あこがれのタコガレ(タコのガレット)を作る。大きいのが釣れると、
夜はサシミにしたり、タコしゃぶパーティーにしたり・・・・タコフェスタ?
基本的に「できることを、自分でやる」が基本。「参加型」を旨としている。
昨日、3時過ぎにきたおばあちゃんが「ざるそばセット」と元気に叫んだ。
「そばが売り切れたので、ガレットしかできません」と説明して、しぶしぶ顔だったけど、
「それでいいわ」とのこと。しばらくして、ベテランのそばもんが「そば打ち道場」に参加。
それを見たばあちゃんが「あ、これって、そばが食べれるということ?」と聞くので、
「彼は自分のそばを打って、もって帰って、美人の愛妻といっしょに食べるの」と説明。
なにせ、この一週間は、天真庵デビューの人が9割(昨日は9割9分)なので、写真がご法度、
ながっちり(一時間以上の人は、追加オーダー)・・・など、あたり前のルールの説明やら、
「そば打ち道場」とか「UFOで焙煎」やら、いろいろ説明することが多い一週間やった。
「さんか型カフェの未来系」として、「自分でUFOで焙煎して珈琲を飲む」とか「自分でそばを打って、ゆでて食べる」
とかいうのもいいのではないか?とまじめに思っている。
常連さんになれば、いつでも「カフェ」ができるくらいの実力を身につけられる?
「さんか」と打っても、変換してくれないけど、昔「山窩」という山で自給自足しながら暮らす
達人たちが、この国にたくさん住んでいた。明治政府が、戦争をロシアとすることになり、
徴兵と税金を彼らから取ろうとたくらんで、山から都会へ移らせた。緑もキノコも山菜も動物(一番怖い人間という動物しかいない)
都会で、彼らの生活の知恵が消えた。今にいたる、だ。
今の「マイナンバー制度」とか「インボイス制度」も、同じようなニオイがする。
「山窩」で検索すると、いろんな本が紹介される。
興味がある人は、ぜひ読んでみてほしい。「参加型カフェ」「山窩型カフェ」・・・・これからのキーワードかもなんばん。
今日は16時まで営業。それから「そば打ち道場」「UFO焙煎塾」
まだ「参加型・・・」でも「山窩型・・」でもない(笑)予約した人たちが、そば打ちをし、珈琲の焙煎をする教室。
明日から30日まで「能登休み」。山窩のような能登暮らし。感謝。