能登の天真庵は、志賀町。
福岡の志賀島と同じ匂いがする土地だ。
車でヤセの断崖をすぎ、5分くらいで輪島になる。
漆と禅の街。
よくいくお酒屋さん「酒ギャラリー奥田」(そんな名前?)の若女将が、おめでたなので、珈琲豆の注文のついでの足で、
「福」と書いた久保さんの黄瀬戸のどら鉢をお祝いにもっていった。
能登は昔から「珠洲焼」が有名で、地元の料理屋や、家庭でも、あのわびさびそのもの
の黒い器が使われている。
黄瀬戸は、織部、志野といっしょに、桃山時代からある陶器。食卓に黄瀬戸ばかりだと、
ちょっと華麗すぎて、加齢がすすんでボケた?と思われる。
ドラ鉢が一個、に取り皿あたりで充分だろう。
9月が予定日の若女将が喜んでくれて、「到来ものですが・・」
といって、イカを二尾くれた。
じんのびの湯に入り、隣接するレストランで夕陽を見る予定だったけど、そのまま家
にもどり、イカを刺身にして、ゲソはパスタにした。
刺身は日本酒がいい。「竹葉」で有名な数馬酒造では、「イカにあう日本酒」とかいう酒がある。
昨日は「遊穂」というUFOで町おこしをした羽咋(はくい)の酒。
パスタは、やっぱり「能登ワイン」が似合う。
今日はこれから、能登町の「梅茶翁」へ、梅仕事にいく。
注文のUFOもさきほど車に積んだ。感謝。