はじめてのおつかい  初めての珈琲焙煎

そんなテレビ番組が、昔あった。

昨日は、そばのお弟子さまで、アーティストくんが
「珪藻土焙煎器UFOを使って珈琲を焙煎したい」というメールがきたので、そばを手繰って
いる横で、伝授。
「自分の(その場で一個買った)で、ここで焙煎していいですか?」
というので、OK牧場というと、一緒に買ったコロンビアの生豆を60g新品のUFO
に入れて、ガラガラ始めた。はじめての珈琲焙煎だ。

「写真はダメなのわかっていますが、これ撮ってYouTubeにのせ、ぼくが音楽いれて配信して
いいですか?」というので、OK牧場すると、上手にいろんな角度から自撮りしていた。
そのうち、音楽より、そちらのほうが売れたりして(笑)
でも、焙煎のセンスと音楽のそれは共通項があるかも知れない。

できあがった珈琲豆を、石臼で挽いて、ハンドドリップすると、焙煎したての芳香な香りが
口の中に広がる。よくワインなど市試するとき、ワイングラスをぐるぐるまわして、鼻をつっこんで、
香りをかくけど、本来の香りというのは、いったん自分の口から入った後の、残り香のほうが
印象的でないか、と思う。
人が人にまたあいたくなるのは、その人の美しい残像だったりするように、「ああ、また飲みたいな~」と思う珈琲は、飲んだ後の
香りの残り方のような気がする。

雰囲気も大切やね。うちでは、「そば」と「珈琲」がメイン。そば喰いは、そばまわりに関心が集中して音楽や壁に飾った絵、器
など馬耳東風な人が多いが、珈琲はそれらの調度品や会話などを含めて楽しむようなところがある。
まだ若くて、彼らの時代ではない「高田渡」のコーヒーブルースを聴かせてあげた。
♪三条にいかなくっちゃ・・・イノダっていう珈琲屋にね・・・
残念ながらイノダさんも、後継者不足で経営権がかわったらしい。いろいろなものが「美しい残像」
になっていく。感謝。

今日明日は16時まで営業。それから後は「そば打ち教室」と「UFO焙煎教室」
音楽つきの新しいYouTubeで、UFOがまたいろんなところに出現するかもなんばん・・?

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