UFO 現る!

ひと昔前は、UFOのことを「未確認飛行物体(みかくにん ひこうぶったい)」と言った。
最近はあちこちで見れて、この界隈でもよく飛んでいるみたい。スカイツリーが修学旅行のコースに
なっているみたい?
ぼくは、「らしき」くらいしか見たことがないけど、
うちの常連さん(しかも、けっこう遠くに住んでいて、月一くらいにやってくる人たち)が、
よく目撃する。

明日から能登休み。天真庵のHPに「能登で始める3日坊主のなんじゃら」みたいな部屋がある。
先月あたりから、ぽちぽち始まった。そこに「UFO」の写真をのせた。飛んではいないけど、とんでもない珪藻土焙煎器ができた。
60gの生豆が、たったの5分で爆(は)ぜる。しかも、珪藻土の輻射熱効果で、中までカリッと焼ける。
どうも、これまでの焙煎機は、半立ちならぬ、半生みたいな珈琲豆が多かったような気がする。
焼きいもも、チンして食べるのと、焚火の中で焼いて食べるのとの「違い」がわからない人には、永遠には
わからないと思うけど・・・プロが使ってもいいし、アマチュアでもすぐに、そんじょそこらの「カフェ」
には負けない珈琲ができるようになる。やっぱ、とんでもないな~UFOだ👽

陶芸もそうだけど、薪の窯で焼いたものと、電気の窯で焼いたものは、「ベツモノ」だ。
見ただけでわかる。触ってみると、一秒でわかる。でもだんだん、そんな区別ができない日本人が
増えてきた。漆器も、なんども塗っては、削り、を繰り返す本来の日本のものと、外国のプラスチック
みたいなものの区別がつかない人が多くなってきた。別に色盲ではないし、生活していく上になんの
支障もないけど、さみしいかぎりだ。

朝から能登にもっていく絵を区分けしている。いよいよ今回で、お店に飾ってある絵以外は、能登の家
に引っ越しが完了する。その中に、升たかさんの「裸婦」の絵がでてきた。
長崎出身で、上京して寺山修司さんの天井桟敷に入り、横尾忠則さんの後にポスターなどを書いていた人。
女性週刊誌の表紙のイラストなどで一世を風靡したアーティストだ。その後は陶芸家としても活躍している。
一時押上にアトリエがあって、そこに遊びにきたのがきっかけで、この街に天真庵を結ぶことになった。
ある日、カウンターに座って、ホボブラジルを飲みながら、「この店にあう絵を描く」
といって、筆で一気呵成に描いたのが、その裸婦。このままお蔵入りするにはもったいないので、この絵は
お店の片隅に飾ることにする。

今日は16時まで。土曜日曜の夕方は「そば打ち教室」か「UFOの焙煎塾」
明日の朝は「卵かけごはん」はお休みです!      感謝

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です