「夢みる小学校」

昨日は16時でお店を閉め、すみやかに片づけをして、半蔵門の半蔵門駅で降りて、一番町
にある「いきいきプラザ一番町」にて、「夢みる小学校」を観た。
たまたま、その近くに常連様がふたり住んでいて、そのひとりが、この映画の自主上映の
お手伝いをしている縁で、観れることになった。その上映会費(大人1500円 大学生以下無料)
と、クラウドファンディングで、この映画をつくったらしい。

映画はドキュメントで、「きのくに子供の村学園」という、
「宿題がない」「テストがない」「先生がいない」というないないずくしの学校で、子供たちが、田植えや収穫、
そばを栽培し、そば打ちをしたり、椅子や遊び場を自分たちで作ったり、紙をすいたりする映像が、「たくらみ」
もなく、素裸の生きざまが映像になっている。自然によりそい、天地いっぱいの力をいただきながら、楽しそうに成長する子供たちが
まぶしい。偏差値を気にし、大人になっても、人と比べたり、羨まし、嫉妬、欺瞞に満ちた世界とは、異次元な世界を
垣間見ることができる。そこでは、二日しかやらへんかったけど、どこかで、だれかが手をあげて、同じような自主上映を
されていると思うので、観てみるといい。味付けの薄い、いらぬ調味料のはいっていない、素材を大事にする料理を堪能
した後のような幸せな気分になる。手遅れかもしらんばってん、「大人」がみてほしいね。

帰りは、一番町の坂をのぼり、四番町の「東郷公園」を通って、靖国神社の横を通って、九段下から半蔵門線で押上に
もどってきた。東郷公園の前に、創業当時のソフトバンクがあった。(その当時は、日本ソフトバンク、といった)
京都にいて病気療養中に一度遊びにいった。半地下にあって、倉庫、出版、営業・・社長室もない時代に、孫さんもそこにいた。髪もあった。
そして、押しかけ女房みたいに、その仲間になることになり、一年間、創業メンバーと同じ釜の飯(といっても、昼は近くの魚屋、夜は
居酒屋)を食った。その後、自分は独立して秋葉原で会社を興した。だから約40年ぶりにこの地にきた。

昨日は「アントニオ猪木」さんが旅立った日やった。東郷公園とは、その盟友の「グレート東郷」の記念公園。
ウソよ。バルチック艦隊を日本海海戦で破った東郷平八郎司令官長の屋敷跡。
ぼくの田舎の海辺にも「東郷公園」がある。その先が日本海海戦の舞台で、その勝利を記念して、個人(もちろん故Z人でもある)が
私財をつかってつくった公園。新日鉄が寄贈した鉄性の海図が飾られていて、バルチック艦隊の戦艦たちが沈んだ地図がおいてある。
もちろん、三笠はじめ、日本の船は一艘も沈んでいない。
その戦いの日に掲げられたのが「Z旗」。今のこの国のリーダーたちは、霊感商法やオリンピック癒着などにいそしみ、
この国の「未来」をほんとうに考えているのだろうか?と思うことばかりの毎日。

「Z旗」
皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ

今日は16時まで営業。それから「そば打ち教室」と「UFO焙煎教室」(珪藻土焙煎器UFO を使って焙煎を伝授)

明日の朝は「卵かけごはん」 それが終わって10時からも「UFO焙煎教室」(なんか、バルチック艦隊より強烈な艦隊が
押し寄せてきているみたい。「きのくに子供の村学園」みたいに、そのうち先生がいなくなる、を目指したい ) 

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