土曜日、日曜日と、小学校4年、小学校1年の元気な「そばもん」を指導した。ふたり
とも、お母さんのおなかの中にいたころから天真庵にきて、母親がそばを手繰りながらお中の子に向かって「そば いきま~す」みたいな、
胎教のような食育をうけた。うまれて初めてのそばを、箸を使える前に、手で口に運んだ、そんなふたりだ。
当たり前のように、そば打ち初体験を、童貞を失う前にした。
今日は、「卵かけごはん」。蕎麦を打っている間に、洗った米をざるにあげ、そばが打ち終わったころ、
炭火をおこし、能登の珪藻土竈で、羽釜で炊く。今日も珈琲の焙煎にまけないくらい、幸せな湯気をたてて、
おこげといっしょに、上手に炊き上がった。能登の「梅茶翁」も、同じ竈でごはんを炊きはじめた。
そこで食べる人たちとは「同じ釜の飯をくった仲」になる?
先週、梅茶翁にいく途中、能登町の「津久志寿司」(つくし)にいこうとしたら、たくさん並んでいたのであきらめた。
あとできいたら、お昼だけで90人きたらしい。能登、いや石川で一番の寿司やになった。激戦地、というより、石川の寿司は
「日本一」だと思う。
竹葉で有名な「数馬酒造」から徒歩一分。ナビも「数馬酒造」で
検索するといい。
明日かな?「おもうまい店?」そんなテレビ番組があるらしいが、「石川県の寿司」というタイトルで、
「つくし」さんが登場するそうだ。今でも、めちゃくちゃ混んでいるのに、どうなるのだろう?
神経〆したり、器は久保さんの焼き〆とか糸巻など(銀座の高級すしやでもなかなか味わえない味と器)、
それで昼は1000円ちょい(こないだまでそれでおつりがきていた。小学校の算数の成績が欠点やったみたい・笑)
それでは悪い、と思っていくたびに久保さんの器をプレゼントしてきたら、その器に見合うだけ、腕をあげた。
ぼくはテレビはもってないので、見ないけど、時間がある人は、ちょっと見てやってください。
バカがつくくらい、寿司のことしか考えていないおっさんです!
来月は、予約して夜の部を堪能する予定。以前は3500円で、酒は持ち込み、という「家のみレベル」だった。
やっと6000円になった(笑)久保さんの織部の盃をもっていこっ、と。