今日明日、12時から16時までの営業。
その後は「そば打ち教室」。いつもの土曜日だけど、もうひとつの土曜日。
昔、カラオケでそんな浜省の歌を歌っていた時代があった。♪ゆうべ 眠れずに 泣いていたんだろ~
その歌とは違う、もうひとつの土曜日は、小学校4年の子がおかんと「そば打ち体験」、夏休みの自由研究のテーマに
するらしい。明日も近所の小学2年生が、おとんといっしょにくる。
東京から能登へいく高速道路の糸魚川の手前に「能生」という場所がある。ノウ。そこに新潟県立海洋高等学校がある。
そこに、うちのお店のステンドグラスをつくってくれたあいちゃんの嫡男がこの春入学した。
寮生活をしながら、海のことを学んでいるらしい。その子の名前の冠には「海」が入っている。ことだまみたいに、
その方向へ舵をとりはじめた感じだ。その「海・・」(海坊主ではない)が、小学校4年のとき、ぼくの「そば打ち教室」
にきたことがある。「そばもん」というマンガ本を3度読破し、「予習してきました」と挨拶した時は、笑った。
わらわれの時代は、定年になると、みんなが「そばもん」になるのを夢見た時代があった。画一的な教育方針に
したがい、偏差値至上主義でバブルも経験し、「ロハス」みたいな明るい老後のマーケティングのカモになりそうな
世代だったけど、いつしか勝手が違ってきて、「老後の資金が2000万いる」とか「親の介護と自分たちの介護で・・」
とか、最近は「戦争になったら」とか「食料危機云々」や、「不安がいっぱいですよ」の洗脳記事みたいなんにのって
右往左往していて元気がないようにに思う。
お金がなくても、好きな女の子が、彼からの電話を待って泣いている姿に、恋をし、
友達から借りたオンボロ車にのって、週末に「海にいこう」なんてロマンティックな男気を発揮していた青春は
どこへいったんだろうか?
YouTubeで「もうひとつの土曜日」を聴いてみたくなった。