昨日は「焙煎教室」やった。
コロナ禍が、幸いして出会った女子が2年以上まじめに通ってきている。
昨年あたりに「免許皆伝」と、卒業をうながしたのばってん、毎月頑固に
通ってくる。焙煎の方法も、珈琲の淹れ方も、ぼくよりも丁寧で上手になってきた。
昨日も「もう教えることなか」といって、授業料の5500円をいただいた。ら、
「さっき銀行からおろしてきました」といって、ピン札が5枚入った封筒をさしだす。
「手切れ金?」と冗談をいったら、「珪藻土の竈(かまど)の大・小を売ってください」とこと。
先月、珠洲の地震で難をのがれた「よくばり七輪」(ふたがついていて、火消し壷にもなるすぐれもの)を
買っていかれたので、「何に使うの?」と質問したら、「私のカフェは『おいしいごはん』を中心におきます」とのこと。
そういえば、南島原に移住したジュンちゃんのお店も、竈をおいて、おいしいごはんを出し始めたころだ。
竈や羽釜は、時代から取り残された感があるけど、「気がつけば時代の先端」になる可能性がある。
能登の珪藻土七輪の「すごさ」は、感度のいい日本人と、海外の人たちにも飛び火しはじめた。
そのうち、スタバのカリスマロースターや、京都の烏丸(からすま)焙煎人たちも「炭火で焙煎」が標準になるだろう。
焙煎教室の時、木工の般若くんから「木曾のとうもろこし」がひと箱届いた。七輪女子におすそ分けしたあと、
「とうもろこしご飯」をつくった。
普通にごはんを炊く要領で、ごはんと水を入れる。(水は最初にそそぐ水を、できたら「コレ」といった水でやったほうが美味い)
だいたいの目安が、とうもろこし一本だったら、2合か二合半。手でとうもろこしをこそげとる。
包丁やそれ用の器具を使ってもいいけど、めんどうやけど、手がいい。そしてバターをひとかけら、昆布一枚、醤油適宜を
入れて、スイッチオン(昨日は電気釜でつくった)。木曾では、こそげとったとうもろこしの芯もいっしょに炊くらしい。
ので、いつもそうしている。
それから、文庫ちゃんところへ、頼まれた「還元くん」をもっていく。そのついでに、とうもろこし二本おすそ分け・・
(オフレコなんやけど、今月の終わりころ、天真庵で「水と環境の勉強会」をやることになった。伝えていない文庫
ちゃんが『ぼくも参加していいですか?』というので、ビックリした。二回目があったら、押上文庫にやってもらう予定)
それから錦糸町にいって、その足で豆源郷にいこうと思ったけど、空から雨が落ちてきそうな模様だったので、
スカイツリーの中の本屋で、本を物色。
婦人画報(家庭画報?かな)で、「次に九州にいくなら」みたいな見出しがあったので、チラ見。
一昨年のい夏、ぼくの蕎麦会のために、弟子たちにお店をまかせ、わざわざ参加された有名旅館の料理長が
大きく紹介されていた(本人も大柄だけど・・)。今年の11月か12月に、また雲仙で「そば会」を
予定している。彼らとまた深夜まで飲みながら、談論風発したいものだ。旅はいいね~ いろんな人が待っている!感謝。