60歳からはじめて人生が楽しくなる100のこと

そんなmook本が、7月に宝島社からでるらしい。
いつもは、ぼくが中心でテレビや雑誌などに紹介されたけど、これからますます「女性が元気な時代」
の象徴みたいなタイトルの本に筆子さんがターゲットになった。見開き2ページの記事になった。

表紙は宮本信子さん。中のタイトルは
〇見栄を捨てて、依存する
〇最後の罪滅ぼし、パートナーを大切にする
〇「まさか」のときのために下着を買い直す
〇ボケ防止にスマホの検索をメモして残す
〇話あうほど財産がなくても準備する
〇終活より「婚活」
ほか

先日、おばあちゃんと娘さんがカウンターにとまられ、蕎麦を手繰っていかれた。
おばあちゃんは、足がおぼつかず、杖をつきながら歩いておられる。
カウンターの中の「60歳から・・・」に娘さんが反応されたとで、「どうぞ」といって手渡した。

「線香くさくない。香水をしてください、と書いてあるわ」と娘さんが言うと、おばあちゃんが元気に笑った。
いつまでも「色気」は大切だ。

クスッと笑えるシルバー川柳のページをおばあちゃんがめくり、
「ご主人は?お盆に帰ると詐欺に言い」・・・・と声をだした後、
けっけら笑いだした。

元気にお帰りになった後、カウンターの椅子に杖をわすれていたので、筆子さんが
走って渡しにいった。その温泉にいった老人が元気になって杖を立てて、帰った、という伝説のある
「杖立温泉」のことを思い出した。

夕方、近くの「お世話しあうはうす」の80のママさんが、少し赤い顔して珈琲を飲みにきた。
手土産に「メロンパン」をもって・・・
「キラキラ商店街のはとやというコッペパンやさんで、ワインを飲んできたの」とのこと。
下戸だといっていたけど、80にして、外でワインのデビュー。
「居場所」とか「出番」は、歳とか才能とかを不問にしてやってくる。

100年時代とかいうけど、あっという間の「束の間の旅人」である。大いに謳歌しよう。

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