月曜の朝は、竈で炊いた卵かけごはん。

いつも、月曜日の朝に、そんな見出しをつけて、ブログをかいてきた。
先週から、能登の珪藻土竈(かまど)で、炭火でごはんを炊きだした。
それは、電気釜とはちがって、
♪はじめちょろちょろ 中ぱっぱ 赤子おらぼーが 蓋はあけんとばい・・・
で、つきっきりになるし、残った炭火で、珈琲の焙煎をするので、月曜日の朝はブログを
書く時間が、のーなった。だから日曜日の朝に「予告編」を書くことにあいなった。
わざわざ、内に食べにこんでもいいけど、せっかくアウトドアのブームがきてるみたいなので、
キャンプする時は、竈はともかく、土鍋くらいは使ってほしい。「まったくベツモン」の米の味に出会うとばい。
残った炭火で焙煎したりすると、「ぜったいモテルばい」。

目には青葉山ほととぎす初鰹、の季節。今日から薫風(くんぷう)のそよぐ五月だ。
トイレの真民さんカレンダーが一巡して「念ずれば花ひらく」になった。
戦争や舟の事故や、世の中暗い話ばかりだけど、自然はちゃんと悠久の営みを続けていて、
ぼくらもその末席になんとか命脈を保っている関係上、生・滅・生・滅の刹那を繰り返しながら、
大地いっぱいの力をお借りして、なんとか生かされているのが紛れもない真実。やはり感謝なのだ。

昨日は、長崎産のそばもんくんが蕎麦を打ちにきた。
なんやらいう、ありがたい勲章みたいなもんを宮内庁から頂戴したらしい。すばらしい。
いろんなところから、お祝いをいただき、お返しなんかも大変みたい。ぼくは久保さんの
絵志野の皿をひとつ、「お返しはいらんばい」といってあげた。
考えてみたら、結婚式や葬式と並び、日本の慶弔ごとは、おおごとのことが多い。
この二年間は、コロナの影響で、交際費と慶弔費は、ほとんどなくなったやろうけんど。
その反動もあって、今回のゴールデンウィークは、Uターンや、旅行にお金がぎょうさん
落ちていくのだろう。お金は貯めていてもあまり意味がないので、いいことやけど。
今日の夕方ののぼりの高速道路は、のきなみ30kくらい渋滞が予想されると、さっきラジオが
おっしゃった。天真庵は16時まで営業します。その後は「蕎麦打ち道場」。興味あるかたは、気楽にどうじょ。