311の年の1月から始まったので「月曜の朝は卵かけごはん」は10年になる。
世界一おいしい朝ごはんは「日本の卵かけごはん」だと思っている。
喫茶店のモーニングは、パンを中心に、目玉焼きとか、サラダとかが圧倒的に多い。
ときどき、合羽橋あたりにいった帰り、「ペリカン」のパンを買ってかえり、珈琲
といっしょに朝食べる時もある。「カフェみたい」なんて、新鮮がったりして・・・
こないだ、新しいカフェの聖地、清住白川を徘徊してみた。「なんやら」いうアメリカからきた
カフェなどがあるとこ。現代カフェ美術館ができてからこっち、なかなかお洒落なカフェがいっぱいできて、
素敵なところ。その現代美術館の斜め前あたりに「ごはんカフェ?」みたいなカフェがあった。
これから、小麦が高騰するし、よくよく考えてみたら、輸入もんには遺伝子組み換え麦なんかが跋扈しているので、
そろそろ「喫茶店の定番モーニング」が、「ごはん」になればいいと、勝手に思っている今日このごろ。
昨日は1日雨だった。12時に暖簾をかけたら、若いカップルと、紳士なおじさんが入店してきた。
紳士なおじさんは、昨日と同じように「九州の先輩 ぱーと2」みたい。ほんなこつ、九州の人は個性的な人がおおかね。
カシミアコートに、お洒落なジャケット、シルクハット・・・なんどか、ファッション誌にも紹介されたことがある。
福岡久留米出身、チャッカーズのふるさと、芸能人がやまんごとでた街。
先輩「ひさしぶり。元気にしちょった?コロナの影響はなかね?72になったばい。野村さんはいくつになったかいな?」
ぼく「65です。元気そうでなにより・・まだ現役ですか?」・・・九州人は、歳をきいて、ひとつでも上下があると「奴隷と王様」になる。
先輩「かあちゃんとはせんばってん、まだ現役ばい」・・・現役の意味が違う!
先輩「ざるそばとボボブラジルお願いね」
ぼく「ほぼブラジルいいます(笑)」
先輩「九州人は昔いえんかったもんね、ボボ・・・ここでしか言えんけん、ボボにしちょって」
珈琲を飲んでいる時、カウンターにある「うめ星」を見つけた。
先輩「これなんね?」
ぼく「うめ星・・・隕石の粉が入ったセラミック」
先輩「どこで隕石とってくると?」
ぼく「能登で天気のいい日の夜、物干し棹でとるとです」
先輩「そげんこつ、おもしろかね・・?」
そこで、隕石粉入りの「能登ジェラトン」の珈琲カップをだし、残った珈琲を少し
ついで、先輩にのませた・・・
先輩「手品ね?味がぜんぜんちごうとるばい」
ぼく「不思議でしょ。」
先輩「ボボブラジルをぼくが淹れても味かわるとやろか?」
ぼく「まずい珈琲のほうがよけい味がかわるので、大丈夫」
先輩「別荘(この人は10年くらい前から、横浜と諏訪のデュアルライフ(月二ペースで諏訪)でやってみたら、
うけそうやね。なんぼ?」
ぼく「一客二万円です」
先輩「近くにコンビニあると?だまされたつもりで、ふたつ買うね」・・といってファミマでお金をおろしてきた。
そして「ボボブラジル100gもお願いね」
といって、帰り支度そし、「これで、80まで現役でいけそうばい」とニヤリ。
いつも、話がかみあってないけど、そんな具合で、お互いの「場」は盛り上がるのが、九州人?感謝。
これから「卵かけごはん」