そんな本ができあがった、らしい。
天真庵も取材にきんしゃったけん、きっと紹介されている。
3300円、という豪華本だけど、ソラマチや曳舟のヨーカドーの本屋
などに、近々並べられるらしい。巣ごもりで、へそくりが貯まった人はどうぞ買ってあげてください。
ずっと住んでいて、「モダンな街」と思えるものは、あまり感じたことはないけど、
肩肘張らずに、パジャマよりちょっとマシの普段着で、街を徘徊できるのは、いい。
もっとも、スカイツリーができる前は、近くに銭湯がいっぱいあって、風呂上りのじいちゃん
が、ステテコに上半身裸で、タオルを首にかけて歩いている、みたいなスタイルも墨田モボ(モダンボーイ)だった。
昨日は土曜日だったので、16時に閉店。
「竜とそばかすの姫」で、いっしょに大フィーバしたいるスタイリストのOくん
が、友達と蕎麦を手繰りにきた。Oが「大学時代の友達っす!」と紹介された。
その友達が「挨拶おそくなってすいません」といって、名刺をくれた。
記憶に新しい珍しい名前・・・「え・・・ふたりは大学の同級生だったの!」
とビックリドッキリカメラ状態。今年の5月に川口葉子さんの「喫茶人かく語りき」(実業之日本社)
に、天真庵が紹介された。その時の、担当のスタッフで、いろいろとメールでやり取りをした人だ。
7年前に、家賃交渉までしてあげて、Oが近くの長屋で、洋服をつくりはじめた。
それからこっち、けっこう有名な女優やタレントさんが、このうらぶれた十間橋通りを歩いて、
Oのアトリエに通うようになった。「竜と・・」の中村佳穂さんもそのひとり。
天真庵で弾き語りライブをやろう、と密かに計画していたのに、舞台が突然大きくなって、お釈迦になった。
そして、Oも、墨田から世田谷に引っ越しをする。
大きく羽ばたく人、時代がわかっても愛されるモノたちは、「墨田」とか「世田谷」とか・・
小さなククリにこだわっていてはだめだ。
今日も16時まで営業。それから「蕎麦打ち教室」。二階では「ゆるゆるヨガ」。
妙高高原で調達してきた蕎麦粉で今朝そばを打った。ここの蕎麦は昔から通人好みのそばだ。
まだお店ではだしてないけど、そのうち、落ち着いたら、「今日のそば・・・妙高高原産」
と黒板に書いて、出すようになるかもなんばん。感謝。