UFO 宇宙人 自然農フェスタ

雨で一日延期になったけど、昨日は金沢の般若くんちの長女が
「はじめての能登ひとり旅」で、金沢から二両編成の電車にのって
「JR羽咋駅」まできた。約一時間の旅。
能登の家から羽咋まで、車で一時間ちょい。

羽咋、という街の由来は、昔昔人食い鷲がいて、ひとびとが毎日怖い思いを
して暮らしていたところ、大きな忠犬が、その鷲を退治した。その時の勇敢に
鷲の羽を喰う、ところから「羽喰い」になり、それが羽咋になった、とのこと。
そして、この界隈は昔からUFOが渡来した記録がお寺の古文書などに残っている。
そんな不思議な「えにし」から、UFOで町おこしをし、「コスモアイル羽咋」
というのができた。天真庵のHPにもリンクしている。同時に「自然農の聖地」
みたいになっていて、全国から「自然農」をやりたい若者たちが移住してきて、
農業や、それを加工してカフェなどをやる人が増えている。

昨日は到着したばかりのM子に「コスモアイル羽咋にいく?」と聞いたら、二つ返事だった。
ちょっと小腹がすいたので今年の5月にオープンした「地球知足」にいって、カレーとパンを調達
した。東京から移住した40代のご夫婦が、自然農で野菜を育て、日替わりの発酵弁当をテイクアウト専門で
やっておられる。お店には、今月最終の週末におこなわれるコスモアイル羽咋のイベント「UFO 宇宙人 自然農フェスタ」
のパンフ。マルシェの「出店」のところに「地球知足」がちゃんと印刷されてある。
ぼくはどのお店にいっても「チキンカレー」しか食べない。塩麴がきいたターメリックごはん、とチキンカレー・・・
ふたりの「生き方」が吐露されていて、慈悲深い味がした。ネットでも「地球知足」で検索すると、カレーの素、キムチの素、
きな粉やきな粉クッキーは注文できると思う。
どこにでもあるような普通の食材だけど、「愛情」とか「思い」という隠し味をきかせると、似て非なる逸品が
できあがる。
コスモアイル羽咋の駐車場で、食べ終わったM子が「えーちゃん、来月も能登にきていい」とのたまう。
金沢カレーよりも、能登カレーに軍配があがったようだ。

夏休み中なので、コスモアイル羽咋は、子供連れの家族でにぎわっていた。
サンダーくんの「かぶりもの」をきたスタッフは、団扇片手に子供たちの相手をしている。
それを見てギャン泣きする子供も多く、かぶりものの中では、もらい泣きと汗でびっしょりだったに違いない。

その後は、じんのび湯で汗を流し、能登の家で「タコ焼きパーティー」をやり、ババ抜きを5回やって、
みんなで雑魚寝。
今朝は6時からタコ釣り。ビギナーズラックでM子のタコヤンに、タコが一度かぶさって、
足の先がひっかかったけど、途中でばれた。
将来は「絵本作家」を目指すのが夢らしいが、UFO 宇宙人 自然農 タコ・・・
能登は、絵本の題材としても、おいしいものが残っているようにも思う。将来が楽しみだ。

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