世界各地に不思議な水がある。
ヨーロッパには、ルールド、インドには、「アムリタ」、
というのがある。よしもとばななさんの作品に「アムリタ」がある。
不思議な縁で、作家から直接いただいた文庫本が、能登の家の本箱にある。
「上」のほうの、裏表紙に当時のばななさんのプリクラ写真が貼ってある。
あのころみんなやっていたな~
昨日はタコ釣りの後、朝ごはんを食べ、畑仕事をしていたら☔。
晴耕雨読、とばかりに、村上春樹氏の「1Q84」のBOOK1、BOOK2
を読んだ。ばななさん、村上春樹さんの本が全世界に翻訳されて読まれる理由が
なんとなくわかった。不思議な水、月がふたつあったり、見えない世界のことを見えたり、
聞こえたりする人、リトルピープルや宇宙人、あの世とこの世・・・そんな世界を自由自在に生きる
人のことを、普通に綴っている。コロナで世界感や人生感がコペルニクスのように
大変化している。「アムリタ」と「1Q84」を読むと、「今から・・」が感じられるかもなんばん?
「1Q84」の書き出しは、マニアック?なクラシック音楽から始まる。その曲がこの長編の
小説の中で、なんども音(じっさいには聴こえてこないけど)を変えて、でてくる。
ヤナーチェックの「シンフォニエッタ」。
学生時代にジャズ喫茶を経営していた著者は、ジャズにも詳しい。有名なジャズクラリネッターのベニー・グッドマン
をさしおき、バーニー・ビガードのクラリを登場させるようなところが、にくい。
ぼくは、キース・ジャレットの弾いたクラシックのショスタコーヴィチのCDを
聴きながら、この不思議な本を読んでいる。ジャズもクラシックにも、「境目なんてないんだな」を感じる。今日も朝から☔。
朝5時におき、近くの不思議な霊水を汲んできて、薬缶で40度に沸かし「還元くん」ボトルに入れ、
水素茶をつくり、昨晩同じようにつくり置いた「星野村の玉露」を飲みながら、続きを読んでいる。
ルールドにもアムリタにも通じる不思議な水。