能登の田圃仕事と、梅仕事で10日間はあっという間にすぎて、
昨日は「お仕覆」と「梅干し・・シロップ・梅味噌つくり」のワークショップが始まった。
味噌と同じく、マンツーマン、正確にはウーマンツーウーマン・・・
夜中の2時くらいにもどってきたので、少し睡眠不足だけど、能登でエネチューしてきたので、
夜おそくまで元気に仕事をさせてもろうた。
田圃の開墾仕事の様子は、「のむら暮らし」にアップ。その田圃の横に、梅林があり、日本ミツバチ
が元気に巣をつくっている。絶滅危惧種の楽園みたいなところ。
来月は、梅仕事の後半戦と、そうそうに「能登で蕎麦会」の仕事も入っているので、7月は5日から「能登休み」だ。
東京に出発する朝、近くの80近くになるおばあちゃんが「今朝、もぐってきた」といって、サザエをくれた。
雑魚さんたちは、捌いて、梅酢を吹きかけ、一夜干しして冷凍にしたので、心配ないけど、さざえは生なので、
昨日さっそく、留守中に水をまいてくれるお隣さん、裏の大家さん、押上文庫くん・・・あたりに「原始的ぶつぶつ交換」
した。残りは今朝の朝ごはん。贅沢な話だけど、能登では、これから毎日のようにサザエを焼いたり、さしみにしたり、つくだにに
したりしている。でも近くの漁師さんたちは、「味噌汁」にするのがならわし。だから、さざえと、「手前味噌」をぶつぶつ交換しているうちに、
アニメの「サザエさん一家」よろしく、毎日家にサザエさんがいるようになった。
押上文庫にいったついでに、お茶のお弟子さまの家にもさざえをお裾分け。
老夫婦といっしょに暮らす彼女が台所にいるものと、勝手に勘違いして、「おい、K」と外から台所のまな板の音を
書き消すように呼びかけたら、お母さんがでてきた。「これ、お裾分けです」と渡したら「能登のさざえでしょー」
と喜ばれた。料理法などを伝授していらたら、妖しい勧誘員でもきたのではないかと、二階からKが降りてきた。
「ごちそうさまです」の後に、「最近、玉露にはまっていま~す」とのこと。
お茶よりもおちゃけ派みたいなKだが、カテキンがまたコロナの予防に一役かっている話題も沸騰し、
毎日家族で玉露を飲んでいるらしい。
「星野村の玉露を、「還元くん」で淹れたら、次元が違う「玉露の水素茶」ができるっちゃ」
というと、「なんですか?」という話になり、そのまんまKを天真庵に連れてきて、不思議で怪しげな「還元くん玉露」を
ご馳走した。帰りに玉露を一袋買っていった。やはり、ぼくは怪しげな勧誘員?
今日は16時まで。そこから3人の蕎麦打ち。かたわらで、いろんな人が梅仕事をする。濃い東京での一週間。
明日も同じパターンの日曜日。
月曜日の朝は「卵かけごはん」