土曜日・日曜日は、蕎麦打ち道場!

一昨日の夜、無事東京に着いた。小布施あたりは少し混んでいたけど、
高速道路もいつもよりすいていて、スイスイと走れた。
明日から3度目の緊急事態宣言。しばらくお店で「そば前」(そばを手繰る前に飲む酒)は
ご法度になるので、在庫整理は自分で責任を取りたいと思う。

「黒川温泉」のことをブログに書いた翌日、IT時代の仕事仲間で熊本在中の社長から電話。
「友達が古民家を買って、蕎麦屋をやりたいので、教えてあげてもらえんやろくまもん?(熊本弁?)」
さっそくその友達から電話があって、5月の予定を云々・・していたら、緊急・・の話がでてきたので、
「こんどの水木で、大特訓しよか?」という提案に「OK熊牧場」になり、そんな流れになった。
もちろん、二日でそばもんにはなれんもんね・・自分の経験から、そこからどげんしてプロになっていくかの
プログラムも伝授したいと思っている。課題は「やまんごた」(山のように、たくさん、という熊本弁)あるけど、
がんばれば何でもできるごとなるばい。

昨日ひさしぶりに、仕込みの後、豆腐屋までの一里?を散策していたら、ショートメールがきた。
「蕎麦打ちを教えてもらえんやろくまもん?(しつこい)」と、また違うくまもん
からだ。返事に、「別のくまもんに同じげなことたのまれたばい。くまもんがそばもん、が、流行ってる!」
と返事したら、彼も実家の築150年の家を改装中で、そこで蕎麦を供したいような雰囲気だ。

ふたりとも、ぼくより少し若いけど、すでに赤いちゃんちゃんこを着た世代。
新しい時代に、新しいことに挑戦するその気概よし、で、できることはすべて伝授したいと思っている。
一時期、「退職後はみんな蕎麦打ち」みたいな風潮があったけど、しばらく静かだった。
地方の過疎地にいくと、「手を入れたら素敵な蕎麦屋、orレストランorカフェ・・」みたいな物件が
いっぱいある。一度しかない人生、座して死を待つようなつまらんことせんで、何かにチャレンジして
ほしいものです。いつからでもやれます。

今日明日は、ベテランと新人が混じって、ふたりづつ蕎麦打ちにやってくる。感謝。