マグチョンスピクカフェ準備中!

「月曜の朝は卵かけごはん」
雨が降ろうが、槍が降ってこようが、毎週月曜日に、
押上駅で途中下車をして、持ち時間10分で、「卵かけごはん、ご飯半分、みそ汁半分、デミのコーヒを常温で・・」
という常連様がいる。そんな「神様」みたいな人がいるので、月曜日の営業が終わった後に、能登に出発するようになった。

今日から、東京も「マンボー」。♪今宵こそ ふたりで・・(笑)
飲食店だけではないけど、みな「存在の意義」が問われるような時代になった。サラリーマンかて、安穏としてられへん。
今日は木工の般若くんが、金沢からやってきて椅子の修理をしてくれはる。カウンターの椅子は14年前に彼がつくったもの。
それからこっち、場所がら、ときどき関取なんかも、カウンターにせきとりをして、座ったりしてきたけど、
さすが名工がつくる椅子は丈夫で14年もった。これから14年ここでカフェを続けることはないけど、ひさしぶり
にメンテをする。

能登の天真庵の車の車庫は、塩害からふせぐため、ドア付きの二階建ての小屋になっている。電気もガスも水道も
ない。その後ろには、里山がせまり、栗の木と柿の木が秋の味覚を楽しませてくれる。
そこに小さな畑があり、主に「ねずみ大根」という小さないけど、山椒のようにピリリと辛い大根を
「うめ星農法」よろしく、ほったらかし農法でつくっている。虫やみみずたちとも共生し、🐗いのししさんたちから
も荒らされない、楽園のようなとこ。雨水を信楽の大壺にため、その中に「うめ星」を入れていて、それをときどき畑にまく。
最近、電気もガスも使わない「オフグリッド」なる生き方が注目されている。みんなで目指せば「原発」なんていらなくなる!!

今、その小屋を「オフグリッドなカフェ」にしようと、ゆっくりと準備している。
バス停はあるけど、一日2本くらいしかないので、バスできても、帰りどうする?という場所。
車できても、駐車場は「義経の舟隠し」なる観光地の駐車場が600mのところにあるだけ・・
三密をさけるため、カフェでは「試飲」くらいできるけど、「ホボブラジルお渡し処」
になる。朝は釣り、昼は畑、途中昼寝や読書や散歩をしているので、必ず「予約」を入れてもらう。
二人以上の来店は禁止。滞在時間は「30分」 焙煎を習いたい人「2時間」 卒業して焙煎を自分でやる人「一時間」・・・・誰もこないかもしれないけど、
そんなカフェ(もちろん、飲食としての許可はでないので、別名「マグチヨンスピクカフェ」(持続可能な10元素を具えたカフェ  天真庵のHPの「うめ星」のところに解説文あり)
をつくり始めた。まだ般若くんに相談してないけど、今日の夜は、そんな企画会議?押上の天真庵も、15年前に、般若くん、中西くん
たちと酒を飲みながら「よっしゃ やったろやん」で始めた。でも、よくよく考えてみると、もうすぐ「自動運転」が当たり前になる。そうなったら、「能登 義経の舟隠し」にセットすると、目を覚ますと能登、という時代がすぐそこ。寒山詩にある「鳥にならないといけないような場所」やけど、「気がつけば時代の先頭カフェ」になっているかもなんばん。感謝。

明日から能登休み 23日(金)まで