そんな歌が昭和に流行った。殿様キングスの「恋は赤いバラ」。
押上文庫の前身も「赤いバラ」というスナックやった。オーナーが
殿様キングスのファンだったのかもなんばん。
新聞の一面に「まん防」が大阪・兵庫・宮城に・・とあった。
緊急事態宣言とどう違うのか、わからへんけど、また飲食店は
午後8時までの営業になるらしい。こんなこと繰り返していて、
ほんまにオリンピックやれるんやろか?
おじさんギャグついでに、「海中魚処 まんぼう」というレストランが、
佐賀の「呼子」(よぶこ)というイカのおいしい港町にある。
食事をするところが海中で、水族館みたいになっているので、まだ甥っ子
たちが小さいころよくいった。
話はかわって、昨日は4人の人が「焙煎教室」にきた。
銘々が、それぞれの「珈琲時間」をもっている。都会から田舎にいくと、
自分の時間よりも、自然の時間によりそうようになる。珈琲時間も、都会でずれた体内時計を自然の時間に
リセットしてくれるようなもの。
みんなの「これからの珈琲時間」とその光景を想像するだけで、ウキウキ
してくる。昨日は、ガテマラを焙煎して、ドリップとサイフォンで、「違いがわかる男(実際は女子3人)」
になる実験をした。京都で「からふねや本店」を任された時、まだ20才やった。当時はストレート珈琲
はサイフォンで入れていた。ある時、近所の美容院のやり手女主人がきて、
「デカマラちょうだい。今日はストロング(豆を多めに入れて抽出するメニューがあった)にしてや」と所望され、
うまく返せなかったことを覚えている。今だったら「旦那とうまくいってへんの?」くらい咄嗟に言えそうやけど・・
感染が蔓延しないために「まん防」ができたんやろうけど、アホになったり、こころの底から
笑うようなことが、生活の中から消えつつある。
たまには、家で海苔を切って、ちょぼひげにみたて、ピンカラ兄弟の「女のみち」とか、
殿様キングスの「恋は赤いバラ」を歌ってみたらどうやろう。
ラジオのニュースで、「まん防」という言葉が聞こえたら、♪みんなでマ~ンボ!
♪泣かせてマ~ンボ 酔わせてマンボ (略)抱かれて マ~ンボ燃やしてマ~ンボ ・・・
昔、取引先の社長で、立教の落研出身の人が、この歌を十八番(おはこ)にしていた。あまり酒が強く
なく、梯子でスナックにいく時はいつも酩酊しながら、この歌を歌った。落研だけに、少し下品だけど「落ち」があった。
♪今宵こそ 結ばれて二人でマンボ
を真っ赤な顔しながら「ふたりで、お○○こ」と歌っていた。何年も前に鬼籍に入られたけど、
あちらでも、きっとこの歌を、このように歌っているに違いない。感謝。