昨日は、思い立って、車庫の整理。
この界隈は潮風、とくに冬の風が強く、虫よけの網戸のサッシが
すべるのが日常茶飯。ほっとくと、塩でサッシが動かなくなる。
風が強い日の次の日がいい天気だったら、みんな窓ガラスを水で洗ったり
している。
だから、みな車はドアつきの車庫に入れて塩害から守っている。
うちも母家の上に、二階建ての車庫がある。今年の1月に、突風が
吹いて、車庫の瓦が3枚飛んだ。ちょうど瓦をかえようと思っていたので、
雪が解けた2月の終わりに、吹替工事をしてもらった。10坪くらいの小さな小屋の
瓦の葺き替えに、約50万ほどかかる。
ピンチはチャンスとばかりに、昨日は、車庫の中を一気呵成に片づけた。
「あこがれの小屋暮らし」が、秋くらいにはできそうだ!
車庫の裏に、里山から続く畑があって、栗木と柿の木があり、いちじくの木も植えた。
その畑では、春には枝豆をまき、秋に辛味大根をまく。水道はひいてないけど、雨戸井を
甕にため、その中に、隕石を入れている。その水を、如雨露で蒔くと、虫にも無視され、
イノシシも荒らさない、元気な野菜が育つから不思議だ。近所の人たちも、
今年の雪にもめげず、主人がいないのに元気なネギやタマネギを見て、「?」
な顔をしている。「隕石農法・・・」なんていうと、変な人が移住してきた、と思う(もう思っているかもなんばん)
だろうから、伏せているけど、時がきたら、教えてさしあげようか、などと思っている。
除草なし、肥料いらず、あるがままの農法。
その車庫に、「焙煎所」をつくろうと思っている。オフグリッドのまま、炭火で挑戦しようか、
などと考えている。来月あたりから、またちゃねったアイデアがあるので、ぼちぼちはじめようか?
なんて思っているところ。冷蔵庫、エアコンは使わないので、ソーラーの充電器でどうにか
なると思う。お店にする気はないので、珈琲豆は「道の駅」とか「直売所」においてもらえたらいい。
いや、それもいらない。縁ある人たちに、静かに優美に広がっていけばいいや。
東京や金沢にある知り合いのカフェや梅茶翁からは、オーダーがきそうだから、近くの郵便局から
発送すればよい。焙煎したての珈琲豆を、そこで里山や里海の景色を借景に失敬して飲む、のは
最高の贅沢だと思う。明日も「燃えるゴミ」の日なので、今日もこらから、車庫の掃除。感謝。