雪が降る日は・・・

昨日は日本海側は雪になった。
志賀の家を出発した時は、3度くらいたったけど、輪島に入ると1度
になり、珠洲に入ると0度になった。家からすぐにある海岸でも、冬の風物詩
のような「波の花」が雪に交じって、宙を舞っていた。

毎月のように珠洲にはでかける。塩やさん、ジャム屋さん、陶芸家さんのところへいくのが
コースになっていて、もうナビがなくてもいけるようになった。その塩やさんと、ジャム屋さん
の途中の山の中に「大野製炭工場」がある。雪の中で、若き製炭人・大野さんが頑張っておられる。
ネットで「大野・・・」で検索すると、イケメンの大野さんが、炭にかける様子が紹介されている。
30万年前に人類が発見した「火」と「炭」。今では、化石燃料や原子力におされ、石川県でも
専業でやっておられるところは、稀有な存在になっている。

くぬぎの炭を30k買って、雪の能登路をゆっくり帰ってきた。
雪の日はベートーヴェンの「エロイカ」がいい、と伊那で暮らした老子のような先輩がいった。
昨日は「タイム・トウ・セイ・グッバイ」のオーケストラの曲が車のラジオから流れてきた。
クワラントットの作曲したものだが、サラ・ブライトマンの歌が大ヒットした。
20年くらい前、四国の南條先生の家に初めてうかがった時、瀬戸内海の橋を渡っていた時、急に
大雪が降ってきて、「こんな時は、吉幾三を聴こう」というと、筆子さんが猛反対して
「サラ・ブライトマンにして」といわれ、折れて聴いたことを思い出した。

家について、「埋み火」を灰から出して、大野さんがつくった「くぬぎの炭」を置いてみた。
部屋中が、凛とした空気が漂ってきた。昨日釣ったタコの残りの足を、タコ引き(タコ専門の包丁)で
さしみにして、ユズをしぼって、新しい炭の上に置いた鉄瓶に、竹葉を人肌にして一献。
知らず知らずのうちに「雪国」を、鼻歌にしていた。夫婦(人間関係)が持続可能になる真ん中には「忍」が必要。感謝。

寒い日に、大石さんのピアノもいい。一時間はやく始めます!

19日(土) 「大石 学 ソロ LIVE」

演奏:大石 学(ピアノ)

18時開場 18時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)