天真庵の元気グッズ通販

天真庵のHPにそんな部屋がある。
「元気シール」と「うめ星」が売っている。少し明後日、いうか、今の時代の
ベクトルと違うので、通販ではあまり売れないし、それでもいいと思っている。
でも、その中の「瓢箪」は、お店や銀座の「隕石直売所」では、水を得た魚のように
好評である。

その中の「21世紀宇宙の旅茶碗」という奇妙キテレツな「旅茶碗セット」が紹介されている。
通販では売らないけど、ぼくの煎茶の「もと弟子さん」たちに、嫁いでいった。
ぼくは、能登にいく時も、どこかにお呼ばれした時などには、背中のバッグに潜ませて同行するのがならわしになった。

昨日は、八広のイルフィオレット(イタリア語で、花)という花屋&カフェにお茶を飲みにでかけた。
店主のYさんも、ぼくのモトカノ、もとい「もとお弟子さま」のひとり。ここの珈琲は、南島原に移住した「くちのつ港珈琲焙煎所」のなつきくん
の豆を使っている。それを所望し、飲んでいると、7月に蕎麦打ちに雲仙にいった時の海の情景が浮かんできた。
かの頼山陽が「青一髪」と詠んだ景色。お茶うけのように、「ごまのイチュール」という素敵なお菓子がでてきた。
それを食べていると、携帯が鳴る。「顔が見たくなった・・」。亀戸の骨董屋からだ。その後に
「ミウラチクセン(三浦竹泉 京焼の巨匠)の煎茶碗がでてきたので、見に来ない?」とのこと。

さっそく「ごまのイチュール」を手土産に包んでもらい、テクテクと亀戸天神まで徘徊散歩。
根来(ねごろ)の丸い折敷(おしき)の上に、竹泉の煎茶碗と宝瓶(ほうひん)が用意されている。
その横にお香を焚いていて、「沈香(じんこう)ですね」といったら、「さすが」とほめられた。
主人の女将さんがなくなって三回忌を今月迎えた。星野村の玉露を入れて、ひとつは彼女の写真の前に手向け、
三煎づつ飲んだ。もちろんお茶うけは、「ごまのイチュール」。

明日で地球が終わり、という時がきたら、「こんな茶会をしたい」という感じの茶会ができた。

最近、夜の寺子屋もやめ、「隠居」に近い状況になってきた。もともとひとりでいるのが好きなので、
なんていうことないけど・・
朝散歩する時にお天道様を見つけると、誰はばかることなく、その場で「カタカムナ呼吸法」をやり、
歩きながら右足がでるたびに「いち、いち・・・」とこころの中で唱え、丹田に気をこめながら歩いて
いると、壷中天のように、丹田の中に自分が入っていく感覚になる。
はたから見ていると、「奇人変人」に見えるだろうけど、自然の目線でとらえると、すこぶる「普通」
ではないか?とジコマな刹那を満喫している。昔から、このような平凡な日常のことを、
「沈香も焚かず屁もひらず 」といった。ときどきは、沈香を焚いて、へもこきましょう!感謝。

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