ときどき、そばを手繰りにくる「ヨガ老師」がいる。何か大きなメッセージを伝えたい時
などに、ひょこっとやってきて、蕎麦をズズズと手繰り、ほぼぶらじるを飲みながら
いろんなメッセージを伝えてくれる。半分以上は、口伝ではなく、心伝のように、ニコニコ
するだけで、いろいろなことをシェアーして脳化するようなことをやってくださる。
フンイキが老子(見たことないばってん)のようなので、勝手にそう呼んでいる。
その彼のブログのようなもんに、素敵な詩が紹介されていたので、今日はその詩をシェアーしてみます。
「ゼロ時間」
チクタクチクタク、チクタクチクタク。
大きな古時計が、今にも壊れそうだよ。
僕の中の時間は、日に日に短くなっていく。
日24時間が、24時間でなくなっていく。
そして、ついに僕は時間に「鍵」をかけてゼロ時間になる。
ゼロ時間は終わりや死ではなく、新しい始まりなのだ。
みんな、時間の奴隷になっているから未来を心配し、過去を振り返る。
ゼロ時間は、未来も過去もない。
「今」ここだけなのだ。
神様から与えられた「今」この時を、一瞬一瞬を、一生懸命生きようよ。
みんなも、時間に「鍵」をかけてみよう。
未来と過去を、手放してみよう。
そして、ゼロ時間になろう。
ゼロ時間とは、「今」この一瞬一瞬を光り輝いて生きてるってことだよ。
「ゼロ時間を生きる」
みんなの課題だね。 (ひでぼー天使の詩より)
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*北海道の札幌に住んでいた「ひでぼー」は、重度の障害をもって生まれました。
耳が聴こえなくて、声が出せなくて、歩けなくて、口から食べることもできませんででした。
ひでぼーのお母さんは子育てのため、ひでぼーが生まれたからの約9年間、1時間以上の
まとまった睡眠をとったことがないというほど不眠不休、まさしく命懸けの子育てでした。
そんなひでぼーがある時から心の中で詩をつくり、
その詩をひでぼーのお母さんが心で受け止めるようになりました。
純粋で美しい数々の詩は、まるで宇宙の彼方から送られてきたメッセージのようです。
もう少し付け加えるならば、地球を愛する親神様のメッセージを、
親神様にかわり、ひでぼーが私たちに伝えてくれているようにさえ思えます。
「いちばん大切なものは目では見えないんだよ。
いちばん大切なものは心でしか見ることができないんだよ」と、星の王子さまが言っていました。
どうぞ大人の皆さんは子供の心で、子供の皆さんはそのままの心でお読みください。