先日、ひょこっと愛媛から農業家のMさんが奥さんつれてやってこられた。
もち麦・黒豆・はだか麦茶・もち麦はったいこ・・・など、天真庵の直売所コーナー
の穀物はみなMさんの畑からできたものだ。
火入れしていない麹でつくる「なまあま酒」は先月から発売したが、大好評。
「生きてる」の意味が体でわかる。
愛媛・・・字のごとく、女系社会。宗像もアマテラスさまの三女神の神域、卑弥呼さま
もどこか近くに眠られておられる。西日本は昔から女社会であった。
うちの母の生まれも宇和島。ぼくを学生時代に京都競馬場の仕事を紹介してくれ「小金持ち」にしてくれた
大学の先輩も宇和島。能登の寒山拾得の美術館に飾る絵は、今治の南條観山さん。そして、Mさん。
Mさんの縁で、「詩国」の真民さんの「念ずれば花ひらく」の額も天真庵に飾ってある。
先祖の霊が、誘ってくれているのか、四国、とくに愛媛とは深い縁を感じる。
今週に本がでる「星の王子」も松山で産声をあげた。
ちょうど、黒豆で味噌作りをしていた時だったので、おおいに盛り上がった。
Mさんが「ここ東京とはおもえへんな。ほんまに黒豆で味噌作りやってんやんな。ええことや、もっともっと
ひろげていってね」と笑った。その時、あいがも農法で米をつくって、その米を麹にしてくれてるHさん
がたまたまカウンターに座り、「いつもの」といって、ガレットを所望された。
大きな声でいわれないけど・・・・このガレットには「もち麦はったい粉」が入っている。
お米の25倍の繊維質があり、βカロチンなども多くふくみ、健康で持続可能な人生をおくるのを大いに手助けしてくれる。
Hさんがくるたびに、横に広がってくるのを見て、思いついた。彼女には、内緒のままなんだが・・・
昨日は一階で営業し、16時から蕎麦打ちと味噌作り。二階は「満まめの会」
カウンターで、満まめを待つ人、終わって蕎麦を食べる人たちが、星の王子のヒカルランド本を読みながら
ワイワイ談論風発。ぼくの珈琲のお弟子さま(薬剤師)が、5分くらい本を読んで、「私も隕石を買ってみる」
と目を丸くしながら興奮。「うめ星」でオーリングテストをしたら、「あなたはなにもんですか?」
というので、「あなたの珈琲の師匠ですよ」と答えた。そんなけったいなヤリトリを見ていたお客さん
も、つられて「わたしも、うめ星をください」ということに、あいなった。
今日は月曜日なので「卵かけごはん」が始まった。
味噌は手前味噌。ブリタに「うめ星」を入れた水で、大豆を煮る。
とくに黒豆を煮た煮汁は、この星のほかの豆ではできない土味がする。
Mさん夫婦も、それを飲んで「こんなにうまいんか」と感心していた。
ぬか漬けにも「うめ星」を入れると、地球にはない鉄分が醸す力が加わり、一味かわる。
ごはんには、3割ほど「もち麦」を入れて炊く。その時にも「うめ星」を入れる。
朝は、ほぼブラジルをデミで供する。ドリッパーにも「うめ星」と同じ土で焼いたものを使用。
たかが「卵かけごはん」・・・されど、宇宙食みたいな朝ごはんなのだ。感謝。