今月末から「菌活の会」、つまり味噌作りが始まる。
東京から大分の耶馬渓(やばけい)に移住して、自然農で大豆と米を
つくっているTくんに昨年はお願いして大豆をおくってもろうた。
今年は、あまり収穫できてなくて、同じような農法でやっている友人を
紹介してもらった。この二三年、生徒さんが100人を超えている。
今年も二月は「能登休み返上」で、菌活の毎日。
おかげで、毎朝が「具たくさんの味噌汁」という家庭が増え、終活とは縁遠しの
「健康で持続可能な人生」をおくる軌道にのった人たちがまわりにたくさん。
ぼくも昨年能登の畑に大豆を蒔いた。夏に日照時間が少なかった、ので
思ったほどさやの中に実がつかなかった。でも夏の暑い中で野良仕事を終え、
ビールのつまみに自作の枝豆、というのは、格別美味かった。
昨日は二階で「普茶料理の会」
日本人ふたり、韓国人ふたりの4人。どちらも、誰でも知っているような会社のトップの人たち。
普茶料理とは、隠元和尚が宇治に黄檗山を建立し、「禅」と「食文化」と「書」を広めた中の食文化。
「普(あまね)く、大衆に茶を施す」という意味で命名した「精進料理」だ。
京都や宇治にいくと、専門店がある。派手さはないけど、大皿にのせた料理をみんなで分けあって食べる、
という哲と、茶を中心にした質素だけど健康的な食事、という意味では、食育の原点みたいなものヒントがいっぱいある。
京都のお寺のまわりに豆腐屋が多いのも、隠元和尚のおかげ。もちろんインゲン豆も、そのおかげ。
仏教も儒教などの東洋思想やお茶やお花の文化は、中国から海を超えてわたってきた。
今は、中国とも韓国とも、ガチャガチャした微妙な関係だが、もともとは「根っこ」で繋がっている。
きのうは「お流れ」をちょうだいしながら、料理や掛け軸や茶の文化などを談論風発。
こんな会が広まれば、アジアはひとつになれる。のに。ちょっとした「こころのおきどころ」で、「平和」か「戦争」か
の分かれ道になる。いっしょに生活をする人との関係も、職場の人間関係もみないっしょ。感謝。
1月31日(金) 開場19時 開演 19時半 4000円(蕎麦会付き)
赤須翔(ギター)
シャンデル・ロブレス(ウォッシュボード)
29日(土) (仮)De amor em amor (ブラジル音楽)
演奏:寺前浩之(バンドリン)、バエデール・麻衣(サックス)、岸本麻子(ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)