昨日のライブで、今年の行事はおわり、今日から「自分で年越しそばを打つ」モードに・・
明日、明後日は「年越しそばを打つ」のと、「年越しそばを受け取る」のふたつ。
ので、初心者の蕎麦打ちは、本日。4組の人がくるけど、9時から始まって、
まず自分がお手本を打ち(約30分で打つ)、初心者は、一時間から一時間半はかかるので、
陽が暮れるまで「鬼の特訓道場」と化す?
子育てがそろそろ卒業組のお母さんが午前中にふたり、午後はばりばり子育て中のお母さん・・
最後は、「パプリカ」を応援歌にして、蕎麦打ちするパパを応援する家族。
昨日は大石さんのピアノと堀さんの歌。堀さんは亀戸に住んでいて、歩いてこれる場所に
住んでいるジャズシンガー。ニューヨークでレコーディングした経験もあり、歌が妖艶な
オーラの波動に包まれていて素敵だった。大石さんが「天真庵のテレビ金沢に映像の中で、野村氏が釣りを
している場面で曲がひらめいた」という新曲も披露してくれた。来年のアルバムに入れてくれるそうだ。
先週の「国貞雅子」も、大石さんも下関出身。関門海峡を渡ったらすぐにぼくの生まれた街(小倉)がある。
飛行機にふたりで予約して、通路側をふたつするのを「通路はさみ」という。だからぼくらは「関門海峡はさみ」
みたいなもんや。N響の山根さんも大石さんと同じ高校。ピアノの調律をやってくれるカリスマ調律師も
下関。そのあたりを相称して「下関音楽マフィア」と呼んでいる。彼らが、ライブをやってくれると、
なんとなく「潮」や「ふく」(河豚)の香りがする。
昨日はジャズのスタンダードで日本語にすると「なんとかなるさ」という曲を歌ってくれた。
お財布のお金を見る・・・年を越せそうにない・・・でもなんとかなるさ・・・
新しい時代を迎えたけど、暗いニュースや「どうなるんやろ」というようなことが世界中で起きている。
でもこれまでも「一寸先は闇」のような時代やった。それを、「一寸先は光」と感じるのは、
そのひとの「こころのありかた」。なんとかなる・・・
「迷中又迷」(めいちゅううめい)
昔の人は、うめいことをいう。迷いがあるからこそ、それを受け入れたりしながら悟りの境地にいける。
泣いたり笑ったりしながら、ひるむことなく、毎日に感謝しながら歩いていく。
それで、いいのではなかろうか。音楽には、そんな悲喜こもごもな人生が吐露されている芸術。
そしてこの星で一番の芸術は「人と人が出会い、愛し合っていく」ことだと思う。感謝。