残りすくなくなってきた。(10日も能登休みをとりながら、なんであるが・・)
今日は、かよちゃんの素敵なバロックコンサート。彼女のバロックオーボエは
聴いているだけで元気になる。13年くらい前に「ここでコンサートしたい」
と彼女にいわれ、その時にチェンバロ持ち込みで、やった。チーズケーキとほぼぶらじるとバロック音楽。
天真庵の「原点」みたいな音楽会。ラストさんのオーボエも、かよちゃんに負けないくらい、元気な音。
まみちゃんのピアノは、普通のピアノも「チェンバロ?」というような不思議な音を奏でる。
10日くらい前に「放下著」(ほうげじゃく)のことを書いた。「ただ手放せ」という禅林世界の言葉。
年末は大掃除とか、断捨離の季節。年をとってくると、周りに迷惑かけんように、いろいろなものを
整理しなくちゃいけない。でも一番必要なことは「人」の断捨離らしい・・・
仕事をバリバリやっていたころは、年賀状が1500とか1700枚くらい出したり、きたりしていた。
そのころから、頭が悪かったので、うち100枚くらいしか、宛名の人と顔がわからなくなった。
今は、100枚ちょっと。(まだ書いてないけど) 友達が少なくなった・・・ではない。
利害得失を抜きに、おつきあいできる人としかつきあっていない・・そんな感じかな?
親友は3人くらい、こころから好きになった人がひとりかふたり・・・みんな
そんなところじゃない?
昨日の夜、古い奇僧の禅問答の本をめくりながら、酒を飲んだ。
どうしても手放せないところは、手放さなくていい、と書いてある。しかも
その時は「捨てられぬ荷物は、担げ」と喝を入れられてある。ウムフム。。。酒がまわって
くると、このような本は、頭の中でぐるぐるまわる。
「許せない人がいる自分」を許すと、人も許せるようになる。
「手放せない自分もそのまま許す」ということらしい。ウーン、なるへそ・・・
人間関係とか、ごちゃごちゃした悩みいうのは「執着しない」ことや(ここがむずかしいけど)。苦楽も好き嫌いも表裏一体。
だから仏教では「空」とか「無」とかを大事にするんやな。ぼくは「喰う」のが好きやけど。
天地いっぱいの「はたらき」に感謝しながら通れば、「天地いっぱい」=「いまここ」がまわりにあふれる。
捨てられぬ 荷もあろうに だるまさん
還暦を過ぎても、まだまだ凡夫で執着(しゅうじゃく、と禅林はいうそうな)多し日々。も、また好日。感謝。
20日(金) バロックコンサート
演奏:渡辺佳代子・ラスト恵子(オーボエ)・長久真美子(ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)
21日(土) 国貞 雅子 ソロ LIVE
演奏:国貞 雅子(歌・ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)
28日(土) 堀 まゆみ&大石 学 ジャズLIVE
演奏:堀 まゆみ(ヴォーカル)・大石 学(ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)
明日から能登休み。