今日は、禅の街、門前にて三輪福さんが踊る。
その後、彼女の知り合いが金沢でライブをやるので、いっしょに
金沢にいく。というわけで、いつもの神社にいってお参りをして
今朝食。能登の朝はガレット。チーズがきれたので、かぼちゃのジャム
をいれて食べた。なかなか美味。松本の大久保さんちの醤油でつくった「かえし」
は、能登にも常備している。大久保翁のことを考えていると、まちがえて、ジャム入りのガレットをそれにつけた。
でもおいしい?
昨日は久しぶりに☀。といっても北陸の冬は、ひがなどんよりしていて、雲のすき間
からご来光みたいに光輝くものが降りたり、夕方にはその雲に真っ赤な夕焼けが反射して
火の鳥のように見えたり、まことに不思議な空模様のまんだらを堪能できる。
そんな☂のすきまに、畑を耕し、その後は納屋のかたづけ。本箱に前の住人さんが
残してくれた雑誌をペラペラめくると、金沢出身の市井(しせい)の詩人の文があった。
なかなかいいので今日は、これを紹介。
〇道を歩いてすれ違う人の 一人一人のために 幸福を念ずるための気持ちになりましょう
ましてや 日々生活を共にしたかかわり深い人の幸福を感じましょう
ところがおかしなことには 道ですれ違う人は 虚心坦懐に受け入れられるけれども
日々生活を共にし または日々の生活にかかわりある人と 憎んだり嫌ったりしていませんか
なかなか素直に受け入れることができないという例を世上によく見受けます
これはよほど反省せねばなりません
これは小さな打算のみコダワッているからではありませんか
道ゆくひとは 直接の利害得失のない人であり
生活を共にする人は 一挙手一投足が小利害に関係あるからであります
しかも受けた利益は忘れて 損害のみを覚えているからであります。
なかなか示唆に富んでいる。プリントしてトイレあたりに置いといてみたいが、
生活を共にする人がどう反応するか気になるので、そのままにしておく(笑) 感謝。