ホノルルマラソン

昨日のギタリスト、仲内拓磨くんは山梨大学の駅伝の選手だった。
足を故障して、ギタリストになった。アスリートのマインドと魂がほとばしる
ような「音」が素晴らしい。そのまま「RUN!」というオリジナル曲もあるし、
小さいころから放課後に夢みる少年だったので「放課後」という「ある少年の夢」
のような名曲もある。「走っている。燃えている。生きている」を伝えるようなアーティスト。

今日の現地時間の5時から「ホノルルマラソン」がスタート。
24年ほど前の夏、新宿のバーで飲んでいたら、取引先の専務が突然
「今年のホノルルマラソンに参加しませんか?」と言い出した。
まだ40になる前の年だったし、若気のいたり、と、ままよきんたまおとこのこ
、ののりで、いくことが決まった。
そのお店の和紙の折敷(おしき)に、同席した4人が、醤油を指につけて血判所(
軟弱)を作成。

そのまま若さにまかせて、ホノルルに飛んだ。ストイックなランナーたちが、あちこちで
練習していた。われわれはゴルフに興じていた。メンバーは毎週のようにゴルフをやって
いたので、そこそこ自信はあった?けど、国内のハーフどころか10Kマラソンも経験せずに
「いきなりフルマラソン」。少し不安はあったけど、なんとかなるさ、でスタート。
あの風光明媚なダイヤモンドヘッドまでが、上りも多くて、地獄やった。結局
ランナーズハイと、ビギナーズラックに助けられ、6時間ちょっとで完走。

なんか不完全燃焼だったので、知り合いがトレーニングコーチをしていた「ヨネクラボクシングジム」
に入門。当時75kあった体重を一年で11k減量して64kまで絞った。40代はマラソンとボクシング
にあけくれていた。もちろん仕事もバリバリしていた。

ほかのメンバーもみんなランナーズになって、国内のマラソンに参加し、ホノルルも合計4回走った。
4回目は、ワカこと天真庵のライブの応援団長のBCNの専務だった吉若徹さんと走った。
もう四十路も後半になっていたけど、4時間を切ってゴール。
いいだしっぺの専務も、ワカも今は天国に召された。「還暦までにもう一度走る」が目標だったけど・・

昨日のアンコールで、こころの炎がゆらゆら燃えるような新曲を披露してくれた。
「冬にペレットストーブのある部屋で、ゆっくり聴くような曲」を、前のライブの時にリクエストして
いたものにこたえてくれた曲。「日向(ひなた)」
曲が終わるとペレットストーブの上にかかっている古時計が10回鳴った。サムシンググレート
がご褒美をくれたような奇跡の瞬間。ライブはいいね。「いまここ」を、仲間たちと共有しながら共に楽しむ。

「こころの炎を着火する。ほとばしるような感動を忘れない」

明日は「卵かけごはん」夜は「論語の会」
それから19日まで能登休み。

20日(金) バロックコンサート

演奏:渡辺佳代子・ラスト恵子(オーボエ)・長久真美子(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

21日(土) 国貞 雅子 ソロ LIVE

演奏:国貞 雅子(歌・ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

28日(土) 堀 まゆみ&大石 学 ジャズLIVE

演奏:堀 まゆみ(ヴォーカル)・大石 学(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)