命のスープ

先週、能登から松本経由でもどってきた。
蕎麦を打つようになって、ずっとお世話になっている「大久保醸造店」の名物会長の
大久保文靖会長にあいにいった。100冊の本よりも、ひとりの人物。まさにそんな邂逅やった。

もどってきて、水曜日に曳舟のブックオフにいった。2012年8月の「dancyu」(噂のカレー大図鑑)
があったので、パラパラとめくっていたら、カレー特集の前に「巻頭特別企画」というのがあって、
「命のスープ」の辰巳芳子さんの「いのちを養う大豆」があった。彼女の本は、天地自然の理(ことわり)の
ことが理路整然と書かれていて、古本屋で見つかると、大概買うようにしている。

青森県で自然農法で大豆をつくっている福士武造さんの大豆を、小学生たちがいっしょに育てている写真と、
その大豆を使って醤油をつくっている大久保会長がいっしょにでていた。不思議な縁を感じて買ってきた。
辰巳さんの言葉に「大久保さんは、たぶん職場を離れても味噌・大豆の状態と心を離して生きたことのない人です・・・」
とある。続いて「その人を血がたぎるような思いにさせたのが福士さんの大豆なのね・・」と続く。

そして〆に辰巳さんが、大久保醤油を使って炊いた「大豆ごはん」の🍙おにぎり。
まじめに大豆をつくる人、その大豆をつかってまじめに醤油をつくる人、命の根源の料理をつくる人・・
どれも「ひとつごと」をこつこつやってきた人のコラボ。足すことも、引くこともない「ホンモノ」にふれた。

昨日は「ゆるゆるよが」だった。かすみちゃんの髪型が少し変わった。会社を辞し、
新しい道を歩んでいこうという証だろう。なにをやってもヨカヨカ。ヨガも続けるがいい。

今日は日曜日なので16時まで。それから蕎麦打ち教室。
明日の朝は「卵かけごはん」  夜は「長屋で女史会」
火曜日が「英語でそば会」
木曜日が「そったく焙煎塾」と「おとこかっぽれ」
新しい焙煎機で焼く「ほぼブラジル」の味を堪能する会。言葉で尽くせない感動がある。感謝。