天真庵のHPの「お店からのメッセージ」に、「となりのテレ金ちゃんで紹介された映像
がアップされた。わずか8分ほどだけど、撮影は8時間以上かけてとった。わざわざ
東京にもきていただき、感謝感謝。
10月は、勾玉ができたり、能登では茶事があったりして二度きたり・・・滅茶苦茶忙しい
スケジュールだったけど、ゆっくりと時間が過ぎた感じがする。東京で2度、一客一亭の茶会
もやった。茶を入れたり飲んだりする時空が、この世のものと思えないくらい、静かで凛然としていて、
新しい時代の「茶」の形を教わったような気がした。
昨日は一日☔。
おかまのMくんのおすすめのインドのヨガの聖者の本を読む。
「天真庵によくくるヨガの聖者の師匠の本。その聖者が11月11日11時11分に地球がかわる、とブログ
に書いてあったわよ」と、曳舟のブックセンターで教えてくれた。確かに、少し変わってきたような気もする。
そのインド人の本によると、「楽しく幸せな時間は、時間が0だ」と書いてある。苦痛の時間、ひとを
恨んだり、憎んだり、不幸だと思う時間のみが、時間の経過を感じるのだ」と書いてあった。
「なるほど」と思ったり・・・
また最初のほうに、いきなり
「生命力が蓄えられているところは、クンダ、池のようなものでセックスセンターの近くにある
(略)。。覚えておくといいだろう。セックスから得る快感は、それそのものの快感でなく、
セックスにともなって沸き起こる生命エネルギーの波の波動によって得られる、というのが本当だ。
眠れる大蛇がセックスによってわずかに動く。そして私たちはそれを人生最大の悦びだと思っている。
大蛇が完全に目覚め、体中を駆け巡り、脳にある究極のセンターに達した時、何がおこるのかまったく
わかっていない。そのことについてはまったくの無知だ。」
うちにくる聖者も時々そんな話をする。ようするに、聖なるものの入り口というのは、時空を超えた世界で「ゼロ」
なんだ、きっと。また究極の悦びの瞬間というのは、永遠に時間という概念がない。そしてそこの中心にある「愛」
が生命の発露であり、地球という生命体の命の根幹のところに、「愛」が昇華していく・・・そんなイメージかな。
「禅」を世界に広めた鈴木大拙さんの本にも、同じようなことが書かれてある。
今日は金沢の「鈴木大拙記念館」にいく。