能登に羽咋(はくい)という町がある。UFOで町おこしをしたとこ。能登の家から一番近い駅があるとこ。(
車で一時間やけど)
今は地元のお寺でお坊さんしているけど、「高野誠鮮(じょーせん)」さ
んがスーパー公務員と呼ばれた時代に中心になっておこした市民運動?みたいな
ものだ。「さきの黒船は、船でやってきたけど、こんどの黒船は、UFOでやってくる。
その港は能登である」、をキャッチフレーズにしている。スゴイ!
彼の著書「ローマ法王に米を食べさせた男」(講談社新書)を読むと、UFOの次に
「自然農」を奇跡のリンゴの木村さんを呼んできて、「羽咋=自然農の聖地」の運動を
どうやって実現したか、が書いてある。能登弁の勉強にもなるので、将来能登で暮らしたい
人は読んでほしい(笑)過疎になっても、元気なじいちゃんばあちゃんが住むとこには、宝がいっぱい。
そこに若者が加わると、さらに「にぎやかな村」ができるとですたい(これは九州弁?)
米どころ、の調査方法が大胆。やはり宇宙規模というか、衛星を使って、どの土地においしい米ができるか、を調査したらしい。
限界集落の町おこしに、UFOと自然農をどうやって実行したかが、本人が書いたので、
読んでいても実におもしろい。しかも先日その本人にあってきたので、読み直してみて、
感動が倍増した。「ひとり」では町おこしはできないけど、「ひとり」が動くところから始まる。
今は、出雲と繋がっているような羽咋で「寺」をどうにかしよう、と模索中らしい。
出雲、といえば「勾玉(まがたま)」 そろそろ久保さんの勾玉の出番かも・・
昨日はローマ法王も食べた「能登の棚田でできた新米」と能登の新栗を、土鍋で炊いた。
味付けは、「酒・みりん・能登の揚げ浜の塩」。それだけ・・・土鍋には、「うめ星」(隕石入り玉)をいれる。
前の日にもつくって、近所にくばったら好評だったので、「ごちそうさまがききたくて」よろしく
近所のアパートにひとりで住むおばーちゃんたちにもっていった。
即興?のおかえしに「もう重いから」といって、大きめの土鍋をいただいた。
家族で暮らしていたころのものらしい。原始的ぶつぶつ交換も、いろいろな物語が含まれている。
若いさっちゃんがひとり暮らしをしていて、この春に実家にもどる時、「ひとり鍋」をおいていった。
ちょうどいい大きさの鍋を「囲む」ような団欒が、いちばん幸せな夕餉に違いない。
今日は吉良 剛さのギターライブがあるので16時に閉店。
明日は羽咋の「コスモアイル羽咋」でも素敵なライブ。 エンバーンのライブの時は
二回に一回は、UFOが見える!らしい。
「 9/22(日)にコスモフェスタを開催致します。
第1部18:00~UFOトーク 高野誠鮮×日下慶太
第2部19:30~エンバーンライブ UFOの町でUFOを呼ぶ!?
いずれも入場無料となっておりますので皆様のご来館心よりお待ちしております。」
音楽も「みんなで聴く」という機会が減っている。スマホで「ひとり」
が主流になっているから。食事も音楽も「友たちと共に楽しむ」というのがいい。
「おいしい食べ物を食べる、から、おいしく食べる」時代にかわってきている。
「おいしく食べる」コツは「いい友達と食べる」に限る。いい友達を持つコツは
「まず自分がいい友達」になることだと思う。
家も村も国もこの星も宇宙も、みんな「ひとつ」のまあるい大家族。