昨日は「英語でそば会」だった。
スカイツリーで若いカップルをポン引きして、一期一会の楽しい英会話。
昨日は20代の異国のカップル。婚前お忍び旅行?といった感じだった。
さすがにそんなことまで、つっこんで質問しないけど、国と国を超えた
カップルと島国日本の在日日本人のにわか家族の夕餉。
能登からイワシの一夜干しをもってきて、それを焼いた。能登の家はガスの契約を
していないので、珪藻土の七輪で炭火焼き。こちらは、厨房のグリルで簡単に焼ける。
ほとんどの家庭では後者の便利スタイルだと思う。
「便利な暮らし」を手にしてきた途中に、大切なものを「わすれもの」しているな、と思う。
手間はかかるけど、前者の「珪藻土」で焼くほうが、だんぜんうまい!
能登の野菜(キャベツ・たまねぎ・人参)をサラダに・・・
材料をみじん切り。よく切れる菜包丁で切ると、サクサク感が違う。
それに能登の塩をかけてもみ、柚子胡椒をきかせた甘醤油(そばの甘いほうのかえし)を入れ、
最後に梅酢を少しパラット・・・でおしまい。たいめいけんのなんとかいう野菜料理を食べた
ころ、自分流でつくってみた。そのころは「かえし」はつくっていなくて、九州の甘い醤油を使っていた。
野菜料理のコツは、素材のいいのお選ぶ、切れる包丁を使う・・・そこで9割九分きまり。
そばは「投じ蕎麦」にした。能登115・・・そんなブランドの椎茸を使って
みた。「椎茸」というくくりにいれられない、くらい美味い。
山陰地方の「よばい鍋」の変形。SNSで出会ったりできない昔は「よばい」が公然とおこなわれていた。
今は出会うチャンスは多くなっているけど、男はオス力が衰退し、女もメス力が消滅?したのか、
「むすばれる」ことが少なくなっているみたい。「便利」とは、けっこうやっかいなもんや。
今日も朝から「梅仕事」。夕方まで「梅干し」「うめシロップ」「梅味噌」つくりに、あまたの
梅仕事人たちがやってくる。梅は「夏バテ」を解消してくれるだけでなく、もろもろの病気の予防
になるみたいだ。朝、ごはんを焚き、梅干しいれて、塩といっしょに「おむすび」をほおばる。
それだけで元気になる。元気になると、いい女(男)を見ると、したくなる・・というのが自然。
今日は自作の「辛味大根」でそばを食べる。
先々月に、自分で耕した畑に種を蒔いた。
当たり前だけど、除草剤(いっぱいJAや、コメリ・・なんかで売っててビックリ)や肥料や農薬
は使っていない。辛味大根も、近くのスーパーで一本100円から200円で売っている。
ぼくは、この辛味大根を作りたいために、能登の「海付き 畑付き」の家を買い、東京と
能登の二股暮らしをしながら、畑を耕し(耕す前の開墾みたいな作業が大変やった)、やっと
辛味大根を育てあげた。「お金」に換算すると、とても大きなものにつくけど、「お金にかえられない宝物」
を手に入れた。収穫した日の朝、お天道様に向かって、おもわず「よっしゃ」と万歳した。感謝感謝。
誰でも知っている・・・と思っていた。ベトナム戦争で実験的に「除草剤」をまいた。それで奇形児
などが生まれて問題になった。その除草剤の会社が、遺伝子組み換えなんかで「除草剤にまけない植物の種」を
つくり、世界中の「種」を握っている。ヨーロッパでは、「あの会社はあかん」ということになってきたけど、
日本人は「環境にいい、って書いてるので、買った。えちがうの?ボロボリ・・」という感じだ。
もう少し、口から入れるもののことを考えていかないと、世界においていかれる。もうすでに手遅れか?
選挙も近い。もっとまじめに生きていこね。