昨日の朝、いつものように近くの香取神社にお参りにいった。
帰りに、極秘の裏路地を通って、とある幼稚園の前にでたら、
着物を着た美人さんたちに「なんきゅうさ~ん~~」と手をふられた。
表参道にある「織田流煎茶道」の仲間たち。ぼくの茶名が「南九」。
墨で書くと座りが悪いのと、少し堕落した助平な坊さんみたいな名前で気にいっている。
聞くと、「これから幼稚園生にお茶を教える」とのこと。
「それはごくろうさま」といって、お店で仕込みをしていた。
お昼すぎに、教室を無事おえた4人の「織田流着物美人」たちが蕎麦を
手繰りにこられた。お茶のまわりには、愉快な会話や笑顔が飛び交い、
なんともいえない「幸せな一刻」が醸し出される。お茶の力だ。
これから日本やこの地球の危機的な状況を守ったり、改良したりする役割のある
幼稚園生たちに、「日本人の大切な魂」を伝えることができて、なによりなによりである。
小さな手の幼児たちには、茶たくの上にのった高台つきの茶碗を、作法どおりに
飲む、のに、少し改良の余地がある・・・そんな話を珈琲のみながら反省会。
「なるほどなるほど」とこちらもの厨房の中でうなずく。
その後は「はったいこ」で盛り上がった。お茶うけに「はったいこ菓子」
次のお茶会には、はったいこでつくった落雁やお菓子がお茶うけになるに違いない。
織田流煎茶道の祖は織田信長の弟の「織田有楽(うらく)」。有楽町にお屋敷があったので、町の名前や駅の名前になった。
織田有楽翁が残した「おもてなし」の口伝がある。
一、相手に窮屈なおもいをさせなぬこと
二、相手に恥をかかせないこと
三、相手に満足感を与えること
来年のオリンピックのテーマが「おもてなし」
かわいらしい女性がテレビで「おもてなし」といって笑うCMがあった。似て非なるもおだ。
火災運動の時に、上から下までこころなくただ「火の用心」とお経みたく唱えるのに似ていると思った。
「愛」が中心にないモノがあふれている。
7月は「愛」のあるライブがいっぱい。
日(土) クラシック初コンサート
演奏:渡邉千春(ヴィオラ)・山崎早登美(ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)
15日(月・祭) 大石 学 ソロ LIVE
演奏:大石 学(ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)
27日(土) もにじん花火大会 らいぶ
演奏:じんじん(ギター)・マツモニカ(ハーモニカ)
17時開場 17時半開演 ドレスコード:ゆかた・甚平 ¥3,000(蕎麦・珈琲 付き)