昨日は朝いちばん、5時過ぎに電話が鳴った。
Iちゃんだ。かなり有名な飲食店を若いのに2店舗展開する女将。
天真庵のステンドグラスをつくってもらった時は20代だったけど、今は「ヨソジ」、荷風先生風にいうと「ババア」(永井荷風の小説ではそう)
で「やりてババア」の域に達している。
ときどき電話がかかり、「押上の父さん(昔からそう勝手に呼ばれている 産んだ というか仕込んだ記憶はないが)元気~~~・・?」という挨拶
から始まり、四方山の「今のこと」を機関銃トークされ、電話をきった。すこしハチャメチャ感はあるけど、天才肌のこ。
そろそろ仕込みが佳境を迎えるころ、今度は、秋葉原で飲食店をやっている「たいすけ」が、電動自転車にさくら(ミニチュアダックス19歳)
を連れてやってきた。「朝さくらが血を吐いたんで、T先生にみてもらってきた」とのこと。歯槽膿漏で歯からの出血によるのもで、歯を10本
くらい抜いて、事なきを得たらしい。「はやいけどいいですか?」といって、安心したのかアイスコーヒーを3杯(いちも三杯だけど)飲んでいった。
能登の三輪福さんのところも「イッチ」(正確には市松)という17歳のミニチュアダックスがいる。二匹とも、首輪に「隕石玉」をつけている。
それが「長生き」のコツがどうか知らないけど(T先生は、それは信じる、とは医者の立場ではいえない、というが・・・)元気だ。
三輪福さんは二週間ほどヨーロッパ公演(舞)。今月末には、彼女の梅林で「梅仕事」だ。お茶会も頼まれている。
こんな日はいろんな不思議が連鎖する。次にピアニストが来て、「貸し切りコンサート」の話がまとまった。
8月のお店の定休日。お客さんが30名でもう満席らしい・・・コンサートをさくっと終わらせ、後は一階と二階で「蕎麦会」
これまで、さきほどのT先生のところの忘年会で「27名貸し切り」というのはあったけど、30人は記録。
夕方に元気な子供が入ってきて、帽子を片手でとってお辞儀をし、「能登からやってまいりました」
と丁寧にあいさつされた。小学校2年のSくんと家族4人。
「能登の焼き栗棒」の松尾栗園の松尾家のひとびとだ。
「蒸し栗に砂糖を入れたお菓子」は日本中どこでもあるが、「焼き栗をペーストにいて、まんま100%」というのは
他に見たことがない。「はったいこ」と「能登の焼き栗棒」は、どちらも感性のいい料理人のみならず、
主婦たちにも大人気の商品になりつつある。
そのまんまうすく羊羹のように切って食べるもよし、バターやチーズとあわせてもよし、ポタージュスープ
のようにしてもよし、「晴れてよし 曇りてよし 富士の山」のように融通無碍な食材である。」
星野村の玉露などをを飲んでいかれた。煎茶にもあうお茶うけ「能登の焼き栗棒」
今日から6月。夜は「ゆるゆるヨガ」 日めくりカレンダーは
「念ずれば花ひらく」
苦しいとき 母がいつも口にしていた
このことばを わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうして そのたび わたしの花が
ふしぎと ひとつ ひとつ ひらいていった (真民)