能登の「まいもん」の王様、「能登の焼き栗棒」が本日から発売!

今日は、「おぶせびと」の音楽を担当した成川さんのギターライブ。
東京から能登にいく時、親不知海岸あたりが、20個?くらい連続でトンネルがある。
そこまではNHKFMを聴きながら車を走らせる。そのトンネルの中には、FM電波が届かない
ので、CDをかける。

能登の里山里海の景色が見えてきたら、成川さんの「おぶせびと」を聴くことが多い。
自然に恵まれた小布施で生きる人をテーマにした映画の音楽だけど、能登の自然にもあう。
ゆーちゅーぶで「おぶせびと」が見れるので、連休で家でブラブラして退屈な人にもおすすめ。

小布施は、北斎の天井画があり、墨田区とも縁が深い街。「くり」もおいしくて、
人口10万人の町に、年間100万人の人が観光にくる。すこしオーバーツーリズムな感じ
もするけど、そんな土地だ。江戸時代に江戸から絵師を呼んで、絵をかかせる、という
「パトロンイズム」が素敵で、それが今でも残っているような土地だ。
「えらい人がでたとこ」は、その土地に土着霊のように文化が根付いている。

能登にもすごい栗園がある。「松尾栗園」。今月はじめに出会い、意気投合
して親戚みたいな関係になった。奮闘記が、ブログで語られているけど、栗の妖精に
導かれて能登に移り住んだ素敵なご夫婦。
昨日「能登の焼き栗棒を発送しました」というメールがきた。
天真庵のお客さまは「がんばっている人に拍手」をする人が多く、試食も
していない「能登の焼き栗棒」にすごくいっぱいの人が予約注文してくれた。

これから田舎に移住する人は「一次産業を六次産業にする」ことがポイントのような気がする。
「松尾栗園」はその典型的なパターンである。
人と同じことをしてもおもしろくない。「自分ができること」を自分の縁ある場所で
実現していくほうがいい。見方をかえて味方を得ると、「田舎くらしは宝でいっぱい」なのだ。

ひとのいく うらに道あり 花の山

今日はライブがあるので、16時で閉店。

27日(土) 成川正憲ギターライブ

演奏:成川正憲(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)