昨日の営業が終わって、かたずけをし、そばを手繰り8時半くらいに車で能登に向かった。
いつもは「松代」のパーキングでで仮眠して、朝そこの「朝そば定食」を食べる。
すそば(すうどんと同じく、ネギをきざんだんだけのシンプルなそば)とごはん、生卵、納豆、漬けもんで550円。
朝七時開店やけど、けっこう人気がある。「松代」は、さきの戦争の時、皇室や行政機関を東京からどこに移そうか、
とした第一候補地。たぶん近い将来、首都圏に集中しすぎる機関の分散化は必須になると思う。
「小布施」とか「松代」などは、風光明媚なとこがいっぱいあるし、「人間らしく生きる」には、東京の100倍
以上暮らしやすそうだ。能登も負けないくらい住みよい。なにせ縄文人が4000年も定住したいたのだから。
なんの営業が知らないけど、スーツをきた「営業チーム」も、おなじものを4人くらいで食べ、談笑のような
ミーティングをしながら...みたいな光景をよくみる。最近の東京ではこんな「楽しそうなチーム」
みたいなんがあまりない。「おれおれ詐欺」の営業ミーティング(するんやろか?)って明るくならへんよね、きっと。
「ほんとうにいいもの」「ほんとうに人の役にたつもの」を提供する自信がある会社だったら、こんな
楽しそうな毎日になるのであろう、と思う。ソフトバンクの創業期がそんな雰囲気があった。
来週は、その当時のバンク創業時代の戦友が、ここ「寒山拾得美術館」にくる予定だ。(3年前に初めてきて、能登が気に入って
、毎年夫婦で旅しているらしい)
朝飯を食べて、出発したら「信州中野」で、タイヤのチェック。夜中に雪が降って、冬タイヤ
が必要らしい。スタッドレスタイヤを先月脱いだので、高速道路を降ろされた。
一瞬とまどったけど、先を急ぐ旅ではない。CDを成川さんの「おぶせびと」にして、長野の雪景色を堪能しながら、親不知まで3時間走る。
ついでに、そこの海岸で「ひすい拾い」をし、たら汁街道でたら汁を食べ、能登半島に到着し、
ローマ法王に献上したお米というのを買い、志賀町役場で粗大ゴミの券を買い(明日が粗大ごみの日)、
「ころ柿の里」の温泉に入り、どんたくで買い物をし、能登の家について、いろいろ運んだりしたら、
8時くらいになった。どんたくで買った「お魚」(地ものの「いわし」「すずき」「かれい」・・・3点どれでもで合計980円)
それを買って、久保さんの絵志野の四方皿に盛り、能登の地酒「竹葉」を飲みながら、これを書いている。(いわしは特に、その日とれたてが美味い)
でも明日は北関東も「季節はずれの雪」という予報。「なごり雪」もこんな不安定な季節や時代の中で生まれたのだろう。
「雪月花」雪もまたまた一楽。