1月は、数日しか能登に住んでいなく、2月は味噌つくり100人をこなすため、
ずっと東京にいた。ひさしぶりに能登時間を楽しんでいる。
先週、ヨガじーといっしょに、若い子がきて「能登に友達がイタリアンのお店を出した」
というので、「なんやら」いう横文字のお店によってみた。不便?というか「こんな場所に・・・?」
というところだったけど、「満席」で入れなかった。実力のあるお店は、場所を問わない、かえって不便
な場所のほうが「地の利」を得るようなことがある時代でもある。
のでいつものように、「みず」にいき、さばの塩焼きを食べ、「総湯」へ。
その後に、角伊三郎さんの美術館にいったら、時間外だった。3時まで。でもさすがに「加賀屋」さん。
断りかたも慇懃無礼でもなく自然である。一流のお店には、学ぶこと多し。
ここ「総湯」は、和倉温泉の源湯みたいで、加賀屋さんの湯と同じだ。飲むと、塩の味がして、
ミネラルいっぱいの海の精が、体じゅうに広がっていく。東京暮らしのストレスなどが一瞬にして
消えていく感じ。新宿から深夜バスで7000円くらいでこれるので、居酒屋などで、ウダウダしているより
健康的ではなかろうか?毎週日曜日には「朝市」もたつ。17日は三輪福さんのお手伝いでデビューする。
今あちこちの地方で「朝市」や「マルシェ」なる文化が広がりつつある。
「食」文化というのは、生きていく中で、とても重要な文化だ。
「生きていく」ということ、そのものが文化であり「芸術」でもある。