まぐろフェス

昨日の朝は卵かけごはんだった。
スカイツリーの麓に「ライフ」がある。わさびを買いにいく。
あまりいいのがなかったので、「柚子胡椒」で代用。
お店にもどると、カウンターの上にまぐろが到着していた。

さっちゃん、きっと歌のように「さちこ」というんだろう、が
カウンターに鎮座していた。先日、「起きれたら卵かけごはんにきて、そのあと、
マグロの解体ショーを見たい」と約束していた。まかないの「卵かけごはん」をささっと食べ、
まぐろを解体。今年の正月に初セリで3億円がついたまぐろには及ばないが、酒類は同じ「クロ」こと
クロマグロである。

「まぐろ」といっても、大きく分けて、
クロマグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロ・・・の五種類が
ある。やはり「クロ」が王様だ。今は世界中から飛行機にのったまぐろが冷凍にされ、日本に
飛んでくる。冷凍技術も飛行機もない時代は、あちこちであがる「まぐろ」を寿司ネタにするので、
「ズケ」などにして工夫しながら食べた。やはり1月2月の「クロマグロ」は最高峰だったらしい。
「旬」というのはいいね。

胃袋に食べたばかりの「いわし」が30尾くらい入っていた。これも、醤油と酒で煮込む。
胃袋を湯通しして、柚子胡椒をつくった時の果汁入りの「ポン酢」で夜食べた。
心臓は、塩焼きにし、胆は柚子胡椒とかえしを少し入れてフライパンで焼く。
まったく「捨てる」ところがない。あらも、あま醤油に酒をたっぷり入れ、寸胴で炊く。
長いつきあいの「むーつん」が、筆子さんの誕生日祝いに「李白」をもってきてくれた。
魚料理にピッタリで、みんなの顔が幸せ色に染まっていった。感謝。