ともかちゃんがすごいCDを出した。

今日、東京も梅雨入りで、朝から雨。
雨の日は「大石学」さんのピアノを聴くのがいい。
毎年7月の「海の日」に天真庵でライブをやってくれる。
2011年の夏、大石学トリオのドラマー「セシル」が海の事故
で天国に召された。翌年から「海の日」は天真庵で「トリビュート・ライブ」。
その日は天国からセシルが遊びにくる、と大石さんもぼくたちも感じる、神がかりなライブ。
セシルが駐車場にしていたのが天真庵のとなり。今はぼくの車がそこにある。

昨日は「三輪知可」ちゃんから手紙とCDがおくられたきた。新しいCD「PIECES OF LIFE」。
本日発売。昨年大石さんと天真庵でライブをやってくれた。このアルバムも音楽は大石さん。
天使のように澄んだ声と、彼女のオリジナルな詩、曲に、大石さんの独特ワールドがからんで、
唯一無二な曼荼羅世界をつくりあげている。今日は朝から雨で、日本橋と青山を梯子して、
夕方かえってきて、このCDを聴いている。超おすすめ。彼女のhpからもアマゾンでも買える。

今日は朝いちばんで日本橋の三井記念美術館の「松平不味」を見に行く。その足で
Hiroaki Sagara Exhibition「Ligter」を梯子。36歳くらいのころ、「雇われ社長」
で、小伝馬町のIT会社の社長を一年やったことがあり、日本橋界隈は「庭」のように歩いていたけど、
今日はまるで浦島太郎か次郎冠者? 日本橋本町3-2-8までいくのに右往左往。
17日までやっている。いっしょに「ろうそく作家」の素敵な女性の「火」も素敵だった。
便利な生活になって、台所や生活空間から「火」が消えた。初めてあった彼女ととうそくの火をみながら
「今」を感じあう不思議を体験。その後「たいめいけん」で食事をし、青山に・・・

少し時間があったので「炎色野」に・・・大前悟さんの最終日。彼とは信楽の工房で
「バーベキュー」をしたことがある。陶芸家はみな「炎の芸術家」。今は淡路島に工房を
おいて、茶陶のような作品を多くつくっている。ここは久保さんの器をおいてくれたお店。
ぼくより少し上の美人な女将は、陶芸家のみならず、ミシュランのお店のシェフたちにも人気がある。

その後、スパイラルビルの裏手で白井晟一さんの「原爆堂展」。
展示を長崎くんが手掛けた。池袋の天真庵の庭をつくってくれたアーティスト。
パースからCGにした原爆堂が素敵な音楽といっしょに映画になっていて、白井晟一翁の「哲」を
現代に蘇らせる、そんな世界観がいい。会場で白井さんのエッセー「無窓」が売られていた。
できたら、この本を読んでからいかれるといい、かもなんばん。そんな気がした。

明日は「満つまめの会」 まーくんがバージョンアップをして、新天地に赴くことになった。
ので、天真庵での「満つまめの会」は6月で緞帳を下げることになった。このところかなりレベル
があがり、「世界で活躍する」ようなレベルにいきそうな感じ。うれしい限りである。感謝。