能登から昨日かえってきた。カウンターの上の「にんじんのヘタ」を見てびっくり。
天真庵のHPの「うめ星の正体」みたいなところに、アップしているので、
暇な人はのぞき見してみてちょうだいな。能登の羽咋市は「UFOと自然農」で村おこしを
している。ひとつの星の中で、「おれがおれが・・・」とかいって利権とか領土を主張
する時代は古いのかもしれない。「宇宙規模で考えろ」(そんな名前のラーメン屋が京都にある)
かも。
ゆーちゅーぶ、で、「タコとおじさん」って検索すると、振り付けがでてくる。
ねつ造伝統芸・亀楽4代目のライブを4月に計画している。彼らの
芸は、ねつ造というより、滅びゆく日本の伝統をどうにか残そうという、熱意で
創意工夫しながらつくった芸で、「熱造・伝統芸」かもなんばん。
今月末の上原さんのシャンソンもそうだけど、ほぼ満席に近づいてきた。
♪タコタコ イカイカ カニ・・・・お座敷遊びみたいで楽しい。
ささくれだった時代に、胸襟を開いたり、気のおけない仲間と過ごしたり、バカになりきったり
することが少ない。でも人間として大事なもんがそのあたりにあると、いつも思う。
21日春分の日は、「地球の誕生日」。ガイヤの夜明けみたいな日に、
能登の「梅茶翁」が誕生した。梅林の中に、ひっそりと空き家になっている古民家を見つけ、
三輪福さん、しんごちゃん夫婦が梅仕事をしながら、改装し、素敵なカフェができた。
しばらくは、週末営業。お近くにお寄りの時は・・・・いや、わざわざいく価値があるので、
ぜひいってください。東京からANAにのって60分。そこからのりあいタクシーか、
レンタカーで40分。毎日夜眠っている時、人は体ひとつをおいて、潜在意識の世界を逍遥する。
それと同じくらい「別世界」がそこにはあるのです。がんばれば首都圏から一日でいってかえってこれる桃源郷。
例によって、地魚をさばいて、「能登前鮨大会」をする。
今年は「いわし」が能登ではいっぱいあがる。梅茶翁でつくった梅を、
さばいたいわしのはらわたに入れ、醤油・みりん・酒・赤トウガラシを一本入れ、
「梅煮」をつくって前菜にした。能登の地酒「宗玄」の純米とよくあい、酒がのどもとで、グビグビと音を
たててよろこぶ。梅といわし・・・絶妙な組み合わせ。まるで寒山拾得の世界。
鮨のネタは、地ダコ、寒ブリ、卵焼き、まぐろ、いわし・・・など。
ブリは部位により味がまったく違っていて、冬の能登の大ごちそう。
タコがまた格別やった。一般的に寿司屋で「タコ」とかいうと、普通から下
の位に位置するでしょ。でもほんとうにうまいタコは、鯛やヒラメがひれふすほどうまい。
能登には「たことり名人のおじさん」があまたいらっしゃるのです。
3月31日(土) 上原英里シャンソンライブ
演奏:上原英里 (唄・ギター)
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)
4月28日(土) 「ソボブキ龜樂」
西尾賢(ピアノ/三味線など)・藤ノ木みか(歌/打楽器)・豆奴(おまけ)
19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)